【消せる馬・菊花賞】エリキング、ゲルチュタールら7頭は全条件をクリア 苦戦気味の前走新潟組エネルジコはどこまで?
◇26日 第86回菊花賞(G1・京都・芝3000メートル) 京都で行われた2013~20、23、24年の10回を振り返り、連対の条件が厳しい馬を探した。 【画像】菊花賞出走表 ▼前走4着以下は 【0・1・1・76】。2着は17年のクリンチャーで、ダービーは13着だったが皐月賞は4着と力を示していた。前走4着以下で、クラシック戦線でも4着以上に好走していない馬は苦しい。 〈該当馬〉ライトトラック、ジーティーアダマン ▼前走距離も重要で 前走が2000メートル以下だった馬は【1・1・0・33】。1着は18年フィエールマンで前走1800メートルのラジオNIKKEI賞で2着、2着は16年レインボーラインで前走2000メートルの札幌記念で3着だった。さらに同馬はG1・3着や重賞Vの実績があった。前走2000メートル以下でG1を含む重賞で3着位内の実績がない馬は厳しい。 〈該当馬〉ミラージュナイト、レイヤードレッド、 ▼前走札幌組は苦戦 前走が札幌だった馬は【0・1・1・12】。2着は16年のレインボーラインで、同馬は前述のようにG1・3着や重賞V歴があった。前走が札幌組でG1・3着以上、重賞勝ちをしていない馬は厳しい。 〈該当馬〉レクスノヴァス、ラーシャローム ▼前走が新潟組でも 前走が新潟だった馬は【1・1・2・16】。連対している2頭はともに前走で日本海Sを勝っての臨戦だった。その他のレースからは3着止まりとなっている。 〈該当馬〉アマキヒ、エネルジコ ▼前走1勝クラス組は厳しい 前走が1勝クラスだった馬は【0・0・0・3】とさっぱりで苦戦を強いられそうだ。 〈該当馬〉コーチェラバレー、アロンディ ▼前走の逃げ馬は厳しい 前走で逃げた馬は【0・0・2・15】。15年のリアファルは神戸新聞杯を逃げ切っての臨戦だったが、3着止まりだった。 〈該当馬〉マイユニバース ここまでの条件を全てクリアし、連対の可能性がある馬はヤマニンブークリエ、ジョバンニ、ショウヘイ、ゲルチュタール、エキサイトバイオ、エリキング、レッドバンデの7頭。
中日スポーツ