バスケ日本代表の韓国遠征初戦は黒星…元Bリーグ選手中心の3P攻勢に苦戦

12時間前

7月11日、韓国遠征GAME1に出場した日本代表のテーブス流河 [写真]=小永吉陽子

 7月11日、韓国の安養室内体育館でバスケットボール男子日本代表の国際強化試合が行われ、日本代表(FIBAランキング21位)は77-91で韓国代表(同53位)に敗れた。

 8月に開催される『FIBAアジアカップ2025』へ向けて強化を続ける日本は、テーブス海西田優大金近廉ジェイコブス晶ジョシュ・ホーキンソンの5名を先発起用。立ち上がりから元大阪エヴェッサイヒョンジュンを中心とした韓国の3ポイント攻勢に押され、5点ビハインドの15-20で第1クォーターを終える。

 第2クォーターも先手を許す入りだったが、苦しい時間帯にホーキンソンと佐土原遼がハッスル。残り4分にテーブス海を起点として攻めで詰め寄り、巧みなユーロステップで敵陣を切り裂いた湧川颯斗のレイアップで逆転。同点とされて迎えた第2クォーター終了間際にはテーブス流河が勝ち越し3ポイントを決め、終わってみればこの10分間で30得点。45-42と逆転して折り返した。

 第3クォーターはユギサンに3連続スリーを許し再びビハインドとなるも、テーブス海の3ポイント、オフェンスリバウンドに絡んだ金近のセカンドチャンスポイント、中村太地の連続得点、1ポゼッション差で最終クォーターへ。

 最終第4クォーターは2点ビハインドで突入したが、強度を上げてきた韓国の守備網にかかり、開始4分ほどで0-12のランを許してしまう。ホーキンソンとテーブス海の3ポイントで連続失点こそ止めたものの、日本は踏ん張りどころでターンオーバーもかさみ流れを断ち切れず。3ポイント成功率50.0パーセント(18/36本)と最後までシュート精度が落ちなかった韓国に押しきられ、最後は14点差で敗れた。

 個人スタッツでは、ホーキンソンがチーム最多14得点を挙げ、13得点6アシストのテーブス海、3本の3ポイントを含む13得点の中村、11得点4リバウンドの金近も含む4名が2桁得点をマーク。

 一方の韓国は、Bリーグでも活躍していたイヒョンジュンが4本の3ポイントを含む25得点と違いを見せつけ、9本中5本の3ポイントを決めたユギサンも19得点とけん引。18得点のヨジュンソクと17得点のイジョンヒョンも日本の前に立ちふさがった。

 韓国遠征のGAME2は13日14時30分ティップオフ予定。試合の模様はバスケットLIVEで独占ライブ配信される。

■試合結果 日本代表 77-91 韓国代表 JPN|15|30|20|12|=77

KOR|20|22|25|24|=91

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