本当に電源入ってるの? Core Ultra 9をファンレスで運用できるほぼ無音のゲーミングPC
Silent Master PRO Mini B860をレビュー
BTOパソコンにおいて、静音性と性能の両立は難しい。ゲーミングPCだったら多少動作音が大きくなっても、性能重視の構成は当たり前だろう。しかし、サイコムは安易に妥協せず、「Silent Master NEOシリーズ」が誕生した。
Silent Masterシリーズは、公的第三者機関の無響室で動作音などを検証している本格派の静音ゲーミングPCだ
このシリーズは多くのゲームをフルHDやWQHDの高画質で遊べる性能を確保。そのうえで、Noctuaのサイドフロー空冷クーラーと、独自の静音ビデオカード「Silent Master Graphicsシリーズ」を組み合わせることで、驚くほどの静音性を実現している。
そこからさらにもう一歩踏み込んで、ファンレスクーラーを採用してより静音性を追求したゲーミングPCを開発。それが今回紹介する「Silent Maser PROシリーズ」の「Silent Master PRO Mini B860」だ。
サイコムの静音ゲーミングPC「Silent Master PRO Mini B860」。標準構成の直販価格は34万10円~(配送料込み)
ゲーミングPCはビデオカードはもちろんだが、CPUにも高性能が求められる。ゆえに、そのCPUをファンレスで動かすだなんて、無茶というか無謀だと考えてしまう人もいるだろう。では、いかにその難題を解決しているのか、試用機でチェックしていこう。
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