初優勝の琴勝峰 快進撃の裏に“亀仙人”父親の支え「誰が相手でも立ち向かう」“3つの約束” 二人三脚でトレーニング

27日、『サン!シャイン』が向かったのは千葉・柏市。 琴勝峰が小学校時代に入団した、名門で知られる「柏相撲少年団」。 同じ佐渡ヶ嶽部屋に所属する2歳年上の兄弟子、大関・琴櫻も同じ少年団で稽古に励んでいました。 小学4年生から6年間指導した永井明慶さんに当時の琴勝峰について聞くと…。 琴勝峰を指導した 永井明慶さん: 気持ちがすごい優しい子だったので。小5の時かな、予選負けちゃって全国に行けないという時がありましたね。 ――負けた相手の気持ちになってしまう? けがさせちゃいけないというような感じで。 そんな心優しい琴勝峰を変えたのが、父親の学さんだったといいます。 地元・柏市で居酒屋を営む両親。父・学さんは週6回ジムに通う現役のボディービルダーです。 永井明慶さん: 中学生ながらね、胸を突き刺さるようなあたりでした。イノシシのような感じ。痛かった、本当に痛かった。 お父さんがボディービルダーっていうこともあったので、毎日、筋トレと柔軟運動っていうのは欠かさず、100kg以上の体ありましたけど、足も本当にクラスでリレーに出るくらい速かった。 母・カツ江さんによると、幼い頃からよく食べる子で、家ではビッグサイズのギョーザを100個作っていたそうです。 さらに、お肉が大好きで、骨付きのお肉を抱えながら寝ていたというエピソードも。 そして、そんな父の影響なのか、琴勝峰にはこんな怪力伝説が。 ・お風呂で足を伸ばしたら浴槽に穴が空いてしまった ・階段で手すりにかけたタオルを引いたら階段の手すりが壊れてしまった また、相撲を始めるときに、父・学さんと“3つの約束”を交わしていたそうです。 ・負けたら誰が相手でも「もう一丁」と立ち向かうこと ・負けて泣けるくらい本気で取り組むこと ・全国大会に出場すること 永井さんによると、琴勝峰は中1になるまで相撲で父親に勝てなかったそうです。父親に勝つのも目標のひとつで、「試合で勝って褒められたくて頑張っていた」といいます。 二人三脚でトレーニングに励んだ結果、中学3年生の時には全国大会で優勝するなど、無類の強さを誇るまでに成長。 その後、角界入りし25歳で迎えた今場所。柏市出身の力士で、初めての優勝力士となりました。 永井明慶さん: 夢心地ですね。うれしいを通り越して。 柏の土俵で頑張った子が幕内の最高優勝をつかめるというのはうれしい限り。 子供たちの希望になったと思います。

めざましmedia
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