イスラエルのネタニヤフ首相に「まさかの病気」が判明…治療の状況は? イラン戦争はどうなる?

イスラエルは現在、イランや、レバノンを含むその代理勢力および同盟勢力と対立を続けている。戦闘は不安定な停戦の下で停止しているものの、地域の緊張はなお高い状態にある。 【動画】ネタニヤフが受けていた「秘密治療」とは? そのような中で、イスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ首相は、早期の前立腺がんの治療を無事に完了したことを明らかにした。年次の健康診断報告書の公表は2カ月遅れたが、その理由についてネタニヤフは、イランに「イスラエルに対するさらなる虚偽のプロパガンダ」を広める機会を与えないためだったと述べた。 ネタニヤフは4月24日、X(旧ツイッター)に、エルサレムのハダサ医療センターで治療を受けた旨を投稿。同センターが「問題を取り除いた。痕跡は一切残さなかった」と説明した。 また、これまでの病歴について、1年半前に良性の前立腺肥大の手術を無事に受け、その後は定期的な医学的経過観察を続けていたともした。 「直近の経過観察で、前立腺に1センチ未満のごく小さな斑点が見つかった。検査の結果、非常に早期の悪性腫瘍であり、拡大や転移は一切ないことが分かった」 ネタニヤフによると、医師から治療せず経過観察を続けるか、除去するかの2つの選択肢が示されたが、ネタニヤフは後者を選んだ。その意図について、「潜在的な危険についての情報が適時に与えられた場合、私は直ちに対処したいと考える。これは国家のレベルでも、個人のレベルでも同じである。私がしたのはそういうことだ」と説明した。 ネタニヤフは「標的治療」を受け、その後「その斑点は完全に消えた」と述べた。 そして、ネタニヤフは投稿の最後に、検査を受け、医師の指示に従うようイスラエル国民に促した。

前立腺がんは世界で4番目に、男性に限れば2番目に多いがんだ。 早期に発見されれば治療できる可能性が高く、他のがんと比べて死亡率は比較的低い。世界がん研究基金(WCRF)によると、早期段階の生存率はほぼ100%だ。 前立腺の非常に早期の悪性腫瘍とは、通常、がんが小さく前立腺内に限局しており、リンパ節や他の臓器に広がっていないという意味だ。 治療の選択肢には、放射線治療、標的を絞った局所治療、場合によっては手術が含まれる。 ネタニヤフが「数回の短い治療を受け、本を読み、仕事を続けた」と語ったことは、低侵襲の治療を受けたことを示唆している。

ニューズウィーク日本版
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