米印首相が電話会談、パートナーシップ強化や公正な貿易関係の重要性巡り協議

インドのモディ首相(左)は27日、米国のトランプ大統領と同日に電話会談を行い、相互に有益で信頼できるパートナーシップの構築に努めると伝えたと明らかにした。2020年2月撮影(2025年 ロイター/Al Drago)

[ニューデリー/ワシントン 27日 ロイター] - インドのモディ首相は27日、米国のトランプ大統領と同日に電話会談を行い、相互に有益で信頼できるパートナーシップの構築に努めると伝えたと明らかにした。

両首脳の電話会談はトランプ氏の先週の就任以降で初めて。モディ氏はXへの投稿で「親愛なる友人」の二期目の就任に祝意を示し、「両国民の福祉と、世界の平和、繁栄、安全保障のために共に取り組んでいく」と伝えたと明らかにした。

ホワイトハウスによると、トランプ大統領はモディ首相に対し、「公正な」二国間の貿易関係の重要性を強調し、インドに米国製のセキュリティー関連機器の購入を促したという。

米国はインド最大の貿易相手国であり、2023/24年度の両国間貿易は1180億ドルを超え、インドは320億ドルの黒字を計上した。

ホワイトハウスは会談は生産的だったとし、両首脳がインド太平洋や中東、欧州の安全保障を含む協力拡大などについて協議したと明らかにした。モディ首相のホワイトハウス訪問についても話し、「両国間の友好関係と戦略的結びつきの強さを強調している」とした。

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