町田の連勝が8でストップ!前節首位から3位転落…苦しんだ横浜FMがついに降格圏脱出!!
J1リーグは23日、第27節を各地で行い、FC町田ゼルビアが横浜F・マリノスと0-0で引き分け、クラブ最長記録の連勝が8で止まった。今節は上位勢の鹿島と柏が勝利したため、前節終了時点で首位だった町田は一気に3位に転落。一方の横浜FMは17位だった湘南に勝ち点で並んで得失点差で上回り、ついに降格圏を脱出した。
ホームの横浜FMは前節・清水戦(◯3-1)から先発3人を変更。磐田から加入したばかりのFWジョルディ・クルークスがさっそく右ウイングで先発出場を果たした。対する町田はMF相馬勇紀が出場停止から復帰した一方、8連勝を牽引していたFW藤尾翔太が累積警告のため出場停止。FWミッチェル・デュークが先発出場し、今夏加入のMFネタ・ラヴィも初先発した。
序盤は20日のG大阪戦(◯3-1)から中2日の町田が優勢を保った。まずは前半8分、MF林幸多郎のロングスローのこぼれ球を相馬が拾うと、ミドルレンジから右足一閃。だが、枠を捉えられない。同17分にはネタ・ラヴィの果敢なランニングから右ポケットを取り、波状攻撃を仕掛けたが、最後は相馬のクロスに合わせたM・デュークのヘッドが枠を外れた。
一方の横浜FMも徐々に勢いを増して前半33分、DFジェイソン・キニョーネスの縦パスをFW植中朝日がフリックして加速すると、FW谷村海那が落としたボールをMF渡辺皓太が左サイドに展開。これを受けたFW宮市亮がカットインから右足で狙ったが、惜しくも枠を外れた。また同36分には植中のミドルシュートが右に外れ、0-0で前半を終えた。
後半は横浜FMが最初のチャンス。5分、DF松原健のインターセプトから速攻を仕掛け、谷村が右足シュートを狙ったが、GK谷晃生の正面に飛んだ。対する町田も同17分、途中出場でボランチに入ったMF中山雄太のシュートがGK朴一圭に止められると、同20分のMFナ・サンホのシュートも朴に阻まれた。
中盤は疲れもあってか両チームともに決定機が少なく、最後の最後は横浜FMのMF松村晃助が立て続けに決定機を迎えたが、ポストに阻まれて劇的決勝弾とはならず。そのままタイムアップを迎えた。町田の連勝が8で止まり、勝ち点1を得た横浜FMが降格圏から脱出した。
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