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 発信地:ロキトネ/ウクライナ [ ウクライナ ロシア・CIS ]

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【7月15日 AFP】フランスで訓練を受け「アンヌ・ド・キーウ(キエフ)」の愛称で知られるウクライナ軍第155機械化旅団の指揮官、スタニスラフ・ルチャノフ旅団長が14日、民間人殺害に関与したとして拘束された。この事件はウクライナ国民の怒りを呼んでいる。

同部隊はウクライナ軍の中核部隊かつフランスによるウクライナ支援の象徴となるはずだったが、2024年の結成以来、兵士の相次ぐ脱走、士気の低下、装備不足などに見舞われており、今回のスキャンダルはさらなる痛手となった。

ウクライナ警察によると、ルチャノフ被告は、騒音をめぐるトラブルの末に6月にキーウ州で消息を絶った兄弟2人の拉致・殺害に関与した疑いをかけられている。

ルチャノフ被告は14日、記者団に対し容疑を否認した。

首都キーウの南方に位置する町ロキトネの裁判所は、ルチャノフ被告を少なくとも60日間勾留すると決めた。

ウォロディミル・ゼレンスキー大統領によると、この事件で同旅団の他の複数のメンバーを含む計10人が逮捕された。

警察によると、騒音をめぐる口論で兄弟に暴言を吐かれた女性の夫が、妻の「復讐(ふくしゅう)」を果たすために旅団メンバーを動員した。

この夫について、一部のウクライナメディアがルチャノフ被告だと報じているが、警察は「現役軍人だ」と述べるにとどめている。

ルチャノフ被告は、事件発生後に無許可離隊したため停職処分を受けていた。

第155機械化旅団は、フランス王家に嫁いだキーウ大公国の公女にちなんで「アンヌ・ド・キーウ」の愛称で知られている。

同旅団の結成は、2024年のノルマンディー上陸作戦80周年記念式典の際、フランスのエマニュエル・マクロン大統領とゼレンスキー氏によって発表された。

同旅団に所属する数百人の兵士が、フランス国内で一部の訓練を受けた。

しかし同旅団は結成以降、数百件に上る脱走報告など、スキャンダルが相次いでいる。

世論の猛反発を受け、イーホル・クリメンコ内務相はこの事件について「後方における一部の兵士の行動をめぐる広範な議論を引き起こした」と認めた。

同内務相はSNSで、「ギャングのような手法を用いてトラブルを解決することは断じて許されない」と批判した。(c)AFP

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