スタッド・ランスはサンテティエンヌに敗れて残留を確定できず…運命の最終節は中村敬斗が出場停止
最終節で残留を確定へ
[5.10 リーグアン第33節 スタッド・ランス 0-2 サンテティエンヌ]
スタッド・ランスは10日、リーグアン第33節で降格圏のサンテティエンヌに0-2で敗れた。残留の行方は最終節次第となった。得失点差の関係で自動降格圏は事実上回避できる見込みだが、結果次第では2部との入れ替え戦に進む可能性がある。FW中村敬斗は前節終了後、累積警告で最終節のリール戦が対象となる出場停止処分を受けているため出場できない。
前節欠場したFW伊東純也はベンチスタートとなり、中村とDF関根大輝は先発出場した。
降格圏の相手に勝利したいスタッド・ランスだが前半3分、MFフロリアン・タルデューにミドルシュートを決められて先制を許した。
追いかけるスタッド・ランスは前半26分、関根のスルーパスでMFアタンガナ・エドアが右サイド深くをとってクロス。中央でMFアンジュ・マルシャル・ティアが合わせたが、GKゴーティエ・ラルソンヌルの好セーブに阻まれた。同36分には中村が絶妙なクロスを送るも、ティアはゴールの目の前で合わせながらミートできず。ふわりと浮いたボールはGKにキャッチされた。
すると前半41分にFWイルバン・カルドナに決められ、2点ビハインドで試合を折り返した。
サンバ・ディアワラ監督は後半のスタートから伊東を投入。攻勢を強め、敵陣でプレーする時間が続いた。しかし最後まで得点を奪えず、ホーム最終戦を完封負けで終えた。中村は今節で今季のリーグ戦が最終戦となり、32試合11ゴール2アシストの成績となった。
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