ロシア、シリア旧反体制派のシャーム解放機構と直接接触=外務次官

ロシアのボグダノフ外務次官は、シリアのアサド独裁政権を倒した勢力「シャーム解放機構(HTS)」の政治委員会とロシア政府は直接接触していると明らかにした。写真は11月、シリア・アレッポで撮影(2024年 ロイター/Mahmoud Hasano)

[モスクワ 12日 ロイター] - ロシアのボグダノフ外務次官は、シリアのアサド独裁政権を倒した勢力「シャーム解放機構(HTS)」の政治委員会とロシア政府は直接接触していると明らかにした。ロシアのインタファクス通信が12日、報じた。

ボグダノフ氏は記者団に対し、HTSとの接触は「建設的に進んでいる」と述べた。

ロシアがシリアのタルトゥースとフメイミームに設置している軍事基地については、今もなお存在しているとし、ロシアはこれらの基地を維持し、「国際テロ組織」との戦いを継続することを望んでいると言及。軍事基地はシリアの要請で設置されたとし、過激派組織「イスラム国」(IS)の残存勢力などの勢力との戦いはまだ終わっていないとの認識を持っていると語った。

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