官房長官、中国生成AIの利用で注意喚起 個人情報で留意点

 2月4日、林芳正官房長官(写真)は閣議後会見で、中国のスタートアップ「ディープシーク」が開発した生成AI(人工知能)の利用について、個人情報保護委員会が留意点を示したことに関し、「国民におかれては、こうした情報提供にも留意いただきたい」と述べた。写真は都内で2023年12月撮影(2025 ロイター/Issei Kato)

[東京 4日 ロイター] - 林芳正官房長官は4日の閣議後会見で、中国のスタートアップ「ディープシーク」が開発した生成AI(人工知能)の利用について、個人情報保護委員会が留意点を示したことに関し、「国民におかれては、こうした情報提供にも留意いただきたい」と述べた。

同委は3日、ディープシークに関する情報提供として、サービスの利用に伴いディープシークの取得した個人情報が中国のサーバーに保存されること、データについては中国の法令が適用されること、を留意すべき点として指摘した。

米国がカナダとメキシコに対する関税発動を延期するなど、米関税政策を受けた日本を含む世界的な株価動向については、「株価はさまざまな要因で市場において決まるものであり、コメントは控える」とした。

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