波瑠と川栄李奈がTBSの新ドラマ「フェイクマミー」でW主演、母親なりすまし契約描く(コメントあり)
波瑠と川栄李奈がダブル主演を務めるTBSの新ドラマ「フェイクマミー」が10月にスタート。正反対の人生を歩んできた2人の女性が母親なりすましという“フェイクマミー(ニセママ)”契約を結ぶ物語だ。「TBS NEXT WRITERS CHALLENGE」の第1回で大賞を受賞した園村三がオリジナル脚本を手がける。
本作は母親業のアウトソーシングから始まる、嘘とトラブルだらけのファミリークライム・エンタテインメント。波瑠が順風満帆なエリート街道を歩んでいたものの訳あって転職活動中の花村薫(はなむら・かおる)、川栄がヤンキー時代に培った抜群のコミュ力でベンチャー企業の社長として働くシングルマザーの日高茉海恵(ひだか・まみえ)を演じる。TBSドラマへの出演は、波瑠が「G線上のあなたと私」以来6年ぶり。川栄は「コウノドリ」以来8年ぶりで、TBSドラマ初主演を果たす。2人の共演は「#リモラブ ~普通の恋は邪道~」以来5年ぶりだ。
転職に苦戦している薫は、ベンチャー企業「RAINBOWLAB」の面接を受けたことをきっかけに茉海恵と出会う。茉海恵は自らが広告塔となる敏腕社長である一方、非公表の娘・いろはを1人で育てていた。薫は、小学校を受験するいろはの家庭教師を高待遇でオファーされ、思わず引き受けてしまう。いろはが行きたい名門私立校は規律と伝統を重んじており、保護者に求めるハードルも高く、茉海恵にとって仕事との両立は不可能だった。さらに、入学試験では筆記試験のほか親子面接が重要視されており、茉海恵は東京大学出身の薫の圧倒的な学力と知性を評価。「お受験の日、私の代わりにママとして面接を受けてほしい」という驚きの提案を持ちかけるのだった。
シナリオを手がける園村は、脚本家の発掘・育成を目的としたプロジェクト「TBS NEXT WRITERS CHALLENGE」において「フェイク・マミー」で大賞を受賞。本作について「他人として出会った大人と子どもが、ニセママと娘という関係を通して、どのような絆を築いていくのか。その過程には、喜びも悲しみも、怒りも葛藤も、希望もあります。この物語はわたしが二人の子どもと向き合う生活のなかで生まれ、かつて子どもだったすべての人たちに寄り添えたらと願って書きました。二人の“母”のまっすぐな生き方に、少しでも心を重ねていただけたら嬉しいです」と語っている。
波瑠は「脚本を読んで感動や面白さ、スリルもありながらすごく丁寧に家族愛が描かれた、なんて斬新な物語だと思いました。頼もしいキャストのみなさんが集まってくださって本当にわくわくしています」とコメント。川栄は「今の時代にすごくぴったりだと感じましたし、家族愛もとても大切に描かれているので演じることが楽しみです。実生活でも6歳の子どもの母親なので、役に活かせるのではないかなと思っていますし、働くママさんにも是非観ていただきたい作品です!」と期待を込めてつづった。
金曜ドラマ「フェイクマミー」は10月から毎週金曜22時よりオンエア。演出には「海のはじまり」のジョンウンヒ、「御上先生」の嶋田広野、「王様に捧ぐ薬指」の宮崎萌加が名を連ねた。プロデューサーを務める韓哲と中西真央によるコメントは以下の通り。
※宮崎萌加の崎は立つ崎(たつさき)が正式表記
波瑠 コメント
私が演じる花村薫はお勉強ができて仕事もできる、けどどこか不器用なキャラクターなんじゃないかなと思っています。薫が自身に求める理想やクオリティの高さを、周りの人や環境にも求めてしまうから薫は転職がうまくいかない。自分にも厳しくする分、周りに求めるものも多くなってしまうところが自分にもどこか少し似ているなと思います。脚本を読んで感動や面白さ、スリルもありながらすごく丁寧に家族愛が描かれた、なんて斬新な物語だと思いました。頼もしいキャストのみなさんが集まってくださって本当にわくわくしています。撮影はこれからなので、すごく楽しみな部分とドキドキしている部分がありますが、茉海恵さんといろはちゃんと“フェイク”だけど本当の家族のように、お2人を支えられる相棒になれるようがんばっていきたいと思うのでぜひ観てください!
川栄李奈 コメント
私が演じる日高茉海恵は、元ヤンで勉強が苦手なまま高校を中退しましたが、現在はベンチャー企業「RAINBOWLAB」の社長です。娘・いろはを育てるシングルマザーでもあり、自分の代わりに娘の小学校受験の面接を薫さんにお願いするという役どころです。脚本を読んで今の時代にすごくぴったりだと感じましたし、家族愛もとても大切に描かれているので演じることが楽しみです。実生活でも6歳の子どもの母親なので、役に活かせるのではないかなと思っていますし、働くママさんにも是非観ていただきたい作品です!
キャストとスタッフのみなさまと絆を深めながら、観てくださる方がどんなふうにこの作品を受け取ってくださるのかを大切にしながら作品を作っていけたらなと思います。ぜひご覧ください!