インドネシア、グーグルスマホも販売禁止 現地調達率未達で

 11月1日、インドネシア政府は部品の現地調達率を満たしていないことを理由に、米アップルの「iPhone16」に続き、米グーグルのスマートフォン「ピクセル」の販売を禁止したと発表した。写真は「ピクセル9」のスマートフォン。カリフォルニア州マウンテンビューで8月撮影(2024年 ロイター/Manuel Orbegozo)

[ジャカルタ 1日 ロイター] - インドネシア政府は部品の現地調達率を満たしていないことを理由に、米アップル(AAPL.O), opens new tabの「iPhone16」に続き、米グーグルのスマートフォン「ピクセル」の販売を禁止したと発表した。

インドネシアは国内で販売される特定のスマートフォンについて、現地で製造された部品を40%以上使用することを義務付けている。

グーグルによると、ピクセルは現在、インドネシアで正式に販売されていない。

産業省の報道官は、定められた税金を支払えば、消費者は海外でピクセルを購入できると述べた。また、不正に販売されたものは無効化を検討すると明らかにした。

シンクタンク、経済法務研究センターのビマ・ユディシスティラ所長は、これは「形を変えた」保護主義だと指摘。「インドネシアへの投資を検討している投資家にネガティブな印象をもたらす」と述べた。

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