愛と狂気に満ち溢れたいかー!? ちいかわベーカリーと真逆すぎる原宿スポットに吸い込まれた夏の日

原宿といえば、ファッションとポップカルチャーの最前線。個性的でユニークなものがあふれる街だ。

とはいえ私自身、最近は原宿に足を運ぶ機会もめっきり減っていた。そんな中、先日「ひみつのドリップ」イベントで久しぶりに訪れてみると、ふと目に飛び込んできた店舗サイン。

「愛と狂気のマーケット」

ただならぬ気配に、思わず足が止まった。これは行かねばなるまい。目的を終えたあと、吸い寄せられるようにその場所へと向かった。

・場所はラフォーレ原宿、ちいかわベーカリー向かいのビル

「愛と狂気のマーケット」があるのは、ラフォーレ原宿のB0.5階。

そのインパクトのあるネーミングに惹かれて足を止めた。

ちなみに、向かいのビルには「ちいかわベーカリー」もある。

ちいかわ達のほのぼのとしていて癒される世界観とは、真逆の空気が漂っている。

さっそく店内へと足を踏み入れる前に気になったのが入り口。

ひとことで言うなら「情報量が多い」。

試験でこの様子を説明しなさいという問題が出たら、何について書くか考えている間に、時間切れになる自信がある。

店の外観がこんな感じなので、中はもっと説明が難しい。

言葉で表現しきれないアート作品やグッズがギッシリ詰まっている。

・手頃なものから、高額商品まで?!

たとえば、商品を際立たせるポスターやディスプレイの配置ひとつ取っても、いちいちセンスが飛び抜けてる。

私はこういった芸術的センスが皆無なので、見方があっているのはわからないが、独特のアイデアと世界観が広がる空間は、ワクワクする。

最初に気になったのが、アイスのような見た目のカップ商品。

パッと見、原宿系かわいいスイーツのようで、それぞれに顔がある。

衝撃を受けたのは、その価格。なかなかの価格である。

一緒に行った友人が「この作家さん過去見たことあるー」と言っていて、有名な方のようだ。そういった作品が偶然見られるのも、このマーケットならではである。

・クリエイターさんとの偶然の出会い

ちなみに、私は工場見学含め、愛と狂気に満ちた(褒めている)話を聞くのが結構好きだ。

超・原宿かわいい系ネックレスを見ていたところ、話しかけてくれたのがこのアクセサリーを作ったクリエイターの方だった。

ネジネジが特徴的なネックレス。試しにつけさせてもらった……。

シンプルな服にもアクセントになるし、ゴリゴリした服にも負けないというのがポイントだそうだ。

こういう偶然の出会いがあるのも、このマーケットの魅力だろう。

・毎月新たな愛と狂気に出会えるマーケット

ちなみに「愛と狂気のマーケット」は、展示内容が定期的に変わるという。つまり、一度行ったからといって安心してはいけない。

時間が経てばまた新たな “愛” や “狂気” に出会える可能性があるということ。

なお、SNS投稿で、こんなかわいい缶バッジまでもらえた。このかわいさは、私にも余裕でわかる!

原宿に行く予定がある人は、ちいかわベーカリーで癒されたあと、そのテンションのまま「愛と狂気のマーケット」に飛び込んでみるのもいいかもしれない。

きっと、ほのぼのとした空間から、愛と狂気に満ちたギラギラ空間に切り替わる感じがクセになるだろう。

参考リンク:愛と狂気のマーケット 執筆:夏野ふとん Photo:RocketNews24.

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