スペースXが「スターシップ」第10回飛行試験を実施 宇宙船はインド洋に着水成功

Starshipは1段目の大型ロケット「Super Heavy(スーパーヘビー)」と2段目の大型宇宙船「Starship」からなる全長123mの再使用型ロケットで、打ち上げシステムとしてもStarshipの名称で呼ばれています。 推進剤に液体メタンと液体酸素を使用する「Raptor(ラプター)」エンジンをStarship宇宙船は6基(大気圏内用3基・真空用3基)、Super Heavyブースターは33基搭載しています。 SpaceXによると、両段を再使用する構成では100~150トンのペイロード(搭載物)を打ち上げ可能。2段目のStarship宇宙船は単体でも準軌道飛行(サブオービタル飛行)が可能で、地球上の2地点間を1時間以内に結べるとされています。 SpaceXはアメリカ・テキサス州の同社施設「Starbase(スターベース)」を拠点にStarshipを開発していて、Super Heavyブースターも含めたStarship打ち上げシステム全体の飛行試験は2023年4月から実施されています。 参考文献・出典 SpaceX - Starship's Tenth Flight Test SpaceX (X)

sorae編集部

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