米CIA、全職員対象に早期退職募集=関係筋

 複数の関係筋によると、米中央情報局(CIA)は4日、トランプ大統領の優先事項に従うため、全職員を対象に早期退職を募集した。写真は米バージニア州マクリーンにあるCIA本部で2022年9月撮影(2025年 ロイター/Evelyn Hockstein)

[4日 ロイター] - 複数の関係筋によると、米中央情報局(CIA)は4日、トランプ大統領の優先事項に従うため、全職員を対象に早期退職を募集した。

CIA報道官は「ラトクリフ長官は、CIAの職員が政権の国家安全保障に関する優先事項に迅速に対応できるよう、速やかに動いている。CIAに新たな活力を吹き込む包括的な戦略の一環だ」と表明した。

CIAは予算や職員数を公表していない。

ウォールストリート・ジャーナル(WSJ)紙によると、CIAは内定者の採用手続きも停止。内定者がCIAの新たな目標に適した経歴の持ち主ではない場合は、一部の内定が取り消される可能性が高い。新たな目標には麻薬カルテル対策、トランプ氏の貿易戦争、中国の弱体化が含まれるという。

トランプ政権は連邦政府機関の縮小を目指している。 もっと見る

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