「気持ち切り替えられた」西郷真央が日本勢ただ一人決勝Tへ 畑岡奈紗は古江彩佳に勝利も敗退
◇米国女子◇Tモバイル マッチプレー presented by MGM Rewards 3日目(4日)◇シャドークリークGC (ネバダ州)◇6765yd(パー72)
ツアー唯一のマッチプレー形式による大会で、初出場の西郷真央が日本勢6人中ただ一人、決勝トーナメント進出を決めた。世界ランキング33位の西郷は引き分け以上でグループリーグ(GL)突破が決まる同9位のユ・ヘラン(韓国)との対戦に1アップで敗れて勝ち点2で並ばれたが、プレーオフ1ホールでバーディを奪って勝負を決めた。決勝T初戦は同12位のエンジェル・インと対戦する。
西郷は「きょうは本当にパットがよくなくてフラストレーションがたまったけど、最後(プレーオフ)にバーディを奪って明日に進めてホッとしました」。レギュラーラウンドで決めきれなかったが「そこから気持ちの切り替えができたことは評価したいです」と話した。
畑岡奈紗は同GLの古江彩佳と勝ち点1同士で激突し、3&2で勝利。2勝1敗で勝ち点2としたが、同GLのステファニー・キリアコウ(オーストラリア)が勝ち点2.5で終わったため決勝Tには進めなかった。古江は1勝2敗で終了した。
笹生優花はイエリミ・ノに1アップで敗れて1勝2敗。同GLで敗退が決まっていた渋野日向子はアン・ナリン(韓国)に2アップで負けて3戦全敗。西村優菜はシャネッティ・ワナセン(タイ)に3&2で敗れて1勝2敗に終わった。
今大会は出場64人が1組4人の16組に分かれて総当たりで対戦し、各組1位通過した16人が決勝Tに進出する。