日本で折りたたみスマホが普及しない理由とは 中国ブランドが課題克服に挑戦、ZTE
イメージキャラクターとしてCMに起用された山﨑賢人
「nubia Flip 2」の大きな特長の一つは、外側に設置されたサブディスプレイ。デバイスを開くことなく、通知の管理や対応アプリの操作が可能となっている。昨年発売された「nubia Flip 5G」では、サブディスプレイが丸型だったが、「nubia Flip 2」では通常の画面と同じ比率の四角形を採用。アプリをUIの変更なしで、通常の感覚で直感的に操作できるようになった。
高画質なメインカメラ(5000万画素)とインカメラ(3200万画素)も強み。ジェスチャー撮影にも対応しており、集合写真を撮る際に他人に頼む必要がなくなる。通話録音機能も特徴的で、LINEアプリなどの通話アプリにも対応。録音開始時のアナウンスをオン・オフできる機能も搭載されており、相手に録音を知られたくないというユーザーの要望にも応えている。様々なAI機能も搭載。ブランドのスローガンである「Be Yourself」を軸に、ユーザーが自分の個性を表現できることを目指し、特に若いトレンド志向の消費者がターゲットだという。
リュウ氏は、国産志向が強い点も日本市場のユニークな特徴であると指摘している。機能面だけでなく、「ブランドイメージ」の普及も重要であり、CMには山﨑賢人を起用した。日本での知名度が高い山崎を通じて、信頼できるブランドであることをアピールする狙いがある。
「nubia Flip 2」の新CM「そのスマホ、異色」篇は2月1日に全国で放映開始する。黒の抽象的な空間の中で、横断歩道を歩く群中の中にたたずむ山﨑。ポケットからスマートフォンを取り出すと夜明け空のようなグラデーション空間に変化する。山﨑が通行人と逆方向に走り抜けるというストーリーで、「nubia Flip 2」の異色感を表現しているという。
新商品は、折りたたみスマホ「nubia Flip 2」のほか、「nubia S 5G」と「nubia Pad SE」の3機種。「nubia Flip 2」(通常価格=税込8万5680円)は1月23日、「nubia S 5G」(同=2万1996円)は1月16日に、ソフトバンクのサブブランド「ワイモバイル」から発売。「nubia Pad SE」(メーカー希望小売価格=税込2万9800円)は、家電量販店やAmazonなどで1月17日以降、順次発売される。
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