『鬼滅 無限城編』第一章でまだ判明しない「重要キャラ」の声 猗窩座つながりでエヴァ声優に熱い視線が?

『劇場版「鬼滅の刃」無限城編』第一章のサブタイトル「猗窩座再来」や第2弾キービジュアル、AimerとLiSAによるW主題歌が一挙発表され、ファンの間で大きな話題となっています。一方、まだ判明していない重要キャラのキャストにも注目が集まっているようです。

『劇場版「鬼滅の刃」無限城編 第一章 猗窩座再来』第2弾キービジュアル (C)吾峠呼世晴/集英社・アニプレックス・ufotable

 2025年6月28日に、夏の注目映画『劇場版「鬼滅の刃」無限城編』第一章(7月18日公開)の新情報が多数公開されました。サブタイトルは「猗窩座再来」と分かり、第2弾キービジュアルや予告映像も解禁されるも、劇場版『無限城編』3部作の制作が決まってから『鬼滅の刃』ファンがずっと気になっていたある点は、いまだ不明のままです。

※この記事では『無限城編』のネタバレにつながる原作の情報に触れています。

 それは、第一章のメインの敵となる「上弦の参」の鬼「猗窩座(あかざ)」の、「人間時代の大切な人物」たちのキャストです。

 猗窩座はもともとは江戸時代に生きていた、「狛治(はくじ)」という人間で、彼は病気で寝たきりの父の薬代を稼ぐためにスリを繰り返していました。しかし、父は自分のために息子が悪事を働くことが耐えられず、自殺してしまいます。その後、自暴自棄になって暴れていた狛治は、「素流(そりゅう)」という体術を教える道場主「慶蔵」と、その娘「恋雪(こゆき)」に出会いました。

 道場で素流を学びながら、病弱な恋雪を看病する日々を送っていた狛治は、彼女と恋仲になります。そして、恋雪と夫婦になるなることを誓い合い、慶蔵から道場を継ぐことになった狛治でしたが、その先にある悲劇が待っていました。

 原作で2話を使ってたっぷりと描かれた猗窩座の悲しい過去編は、ファンの間で屈指の泣けるエピソードとして人気です。そのため、狛治の父や、慶蔵、そしてこの過去編のヒロインである恋雪を誰が演じるのかは、長い間注目を集めてきました。

 特に人気の高い恋雪役に関しては、「恋雪は戸松遥さんor竹達彩奈さんと見た」「島本須美さん希望」「石見舞菜香さん(チュン太郎と兼役)か豊崎愛生さん(手鬼の子供時代と兼役)こないかな」と、まだ『鬼滅の刃』に出ていない人から兼役で出てほしい人まで、さまざまな豪華声優への予想、願望の声が出ています。

 かなりの重要キャラだけに誰が演じても不思議ではありませんが、猗窩座の声を石田彰さんが当てているため、名作『新世紀エヴァンゲリオン』(石田さんは「渚カヲル」役)に出演していた声優を推す声も多いようです。

 特に、ヒロイン「綾波レイ」を演じた林原めぐみさんに関しては、「恋雪の声ほんま林原さんにしませんか」「頼む!猗窩座が石田彰なので恋雪は林原めぐみで頼む!」「声優さんがとにかく豪華なので、恋雪さんは林原めぐみさんではなかろうか」「恋雪の声は林原さんで、慶蔵は立木文彦さん(「碇ゲンドウ」役)がいいなあ」など、『無限城編』公開が決まる前から多数の希望の意見が出ていました。

 また、『エヴァンゲリオン』の主人公「碇シンジ」役の緒方恵美さんにも、「恋雪ちゃん緒方さんやってくれないかなー。映画館で大号泣する自信ある」「鬼滅の恋雪CVに女性声帯の緒方さんをずっと推してる厄介ヲタク」「石田さんの猗窩座と緒方恵美さんの恋雪ちゃんの掛け合いが、どーしても見たいんだ」といった熱い声が相次いでいます。どちらかというと少年役のイメージが強い緒方さんですが、ファンからは緒方さんの女性役の代表作と名高い『魔法騎士レイアース』の「エメロード姫」のときのような演技を見たいという意見も多いです。

 恋雪ら過去編に出てくるキャラは、第一章公開後に初めてキャストが判明する形になるかもしれません。号泣必至の名場面はいったい誰の声で映像化されるのか、注目が集まります。

(マグミクス編集部)

関連記事: