【西武】ロッテに8投手継投で今季初のドロー 延長戦毎回得点圏に走者出すも無得点の拙攻 8回に長谷川が同点犠飛も 武内5回2失点
■プロ野球 ロッテ 2-2 西武 延長11回(11日・ZOZOマリン) 西武はロッテに8投手継投で今季初めて引き分けとなった。1点ビハインドの8回表に1死一・三塁のチャンスをつくると長谷川が同点犠飛を放つ。延長戦では毎回得点圏にランナーを進めるも無得点の拙攻で勝ち越すことができなかった。武内は5回2失点のピッチングだった。 スターティングメンバーには1番・西川、2番・滝澤、3番・長谷川、4番・ネビン、5番・外崎、6番・渡部聖、7番・セデーニョ、8番・炭谷、9番・仲田が入った。昨日キャッチャーでスターティングメンバーに入った古賀悠に代わり炭谷が入った。 先発は武内。ここまで7試合に登板して、4勝2敗、防御率2.79。前回7月4日のソフトバンク戦(みずほPayPay)では7回無失点のピッチングで4勝目をあげていた。 1回裏、1死から2番・寺地に中安打を許す。続く3番・安田にも左安打を許し、1死一・二塁のピンチを招く。4番・山本は空振り三振に打ち取るも、5番・西川には右安打を浴び、2死満塁となる。その後、6番・岡に押し出しの四球を与え、1点を先制される。2死満塁からソトは右飛に打ち取る。 3回裏、1死から山本大に中安打を許す。西川は右飛に打ち取るも、岡にはセンターえhのタイムリーツーベースヒットを浴び、1点を追加され、0-2となる。 5回表、外崎が四球で出塁する。続く渡部聖は右安打で無死一・二塁のチャンスをつくる。セデーニョは四球で無死満塁となる。続く炭谷の遊併打の間に1点を返し、1-2となる。2死満塁から仲田は空振り三振に倒れ、追いつくことはできなかった。 5回裏、1死から安田に死球を与える。しかし、山本大は空振り三振、西川は遊ゴロに打ち取り、無失点に抑える。武内はここで降板する。5回、96球、6被安打、7奪三振、2四死球、2失点のピッチングだった。 2番手は山田。岡に中安打、ソトに二安打を許し、無死一・二塁のピンチを招く。藤岡は投犠打で1死二・三塁となる。友杉は遊ゴロ、藤原は四球で2死満塁となる。 3番手は佐藤隼。2死満塁から寺地は投ゴロに打ち取る。 8回表、1死から西川の四球、滝澤の中安打で1死一・三塁のチャンスをつくる。その後、長谷川がレフトに犠飛を放ち、1点を返し、2-2とする。 4番手はウィンゲンター。岡を右飛、ソトを見逃し三振、藤岡は空振り三振に打ち取る。 5番手は羽田。藤原に死球を与える。続く安田に死球を与える。2死一・二塁のピンチを招く。羽田は危険球退場となる。 6番手の黒木がマウンドに上がる。山本大はサード外崎のエラーで出塁を許し、2死満塁となる。しかし、西川は三ゴロに打ち取り、ピンチをしのぐ。 10回表、小野から古賀悠が四球で出塁する。仲田は三犠打で1死二塁のチャンスをつくる。西川は右安打で1死一・三塁とする。しかし、代打・仲三河は空振り三振、長谷川は二ゴロに倒れる。 10回裏も黒木がマウンドに上がる。岡は遊ゴロ、ソトは空振り三振、藤岡は空振り三振に打ち取り、無失点に抑える。 11回表、先頭のネビンが左中間へのツーベースヒットを放ち、1死二塁のチャンスをつくる。しかし、外崎は空振り三振、渡部聖は申告敬遠、髙松は中飛、源田は二ゴロに倒れ、チャンスを生かせなかった。 7番手は田村。1死から藤原に右安打を許す。田村は三犠打で2死二塁のピンチを招く。安田は申告敬遠で2死一・二塁となる。しかし、山本大は遊ゴロに打ち取り、ピンチをしのぐ。 12回表、先頭の仲田が左安打で出塁する。西川は投犠打で1死二塁のチャンスをつくる。牧野は右安打で1死一・三塁のチャンスをつくる。しかし、長谷川は空振り三振、ネビンは空振り三振で無得点に終わる。 12回裏、平良が無失点に抑え、ゲームセット。