やはり「Air」は薄い? 次世代iPhoneのものとされるダミーから推測できること

次世代iPhoneは、これまでのモデルとは大きく異なる外観になるようであり、最新のうわさ画像がその姿を鮮明に示している。 【画像】次世代iPhone 17シリーズとされる4つのダミー この画像は、信頼されている情報提供者Sonny DicksonがX(旧Twitter)に公開した4台のiPhoneのダミーで、想定されるiPhone 17シリーズ全機種に相当するものだ。 写真は4台のダミーが並んでいるもので、その相対的なサイズがわかりやすく示されている。Dicksonは「iPhone 17のダミーの側面を見てください──Airモデルは信じられないほど薄い」とコメントしており、実際に他の3モデルと比べると際立ってスリムなiPhoneであることがうかがえる。 しかし、注目すべき点はほかにもある。 まず、iPhone 17 ProとiPhone 17 Pro Maxの両方にSIMカードトレイが確認できる。これはあり得ない話ではない。eSIMのみ対応する端末は現時点で米国限定であるため、これら2モデルのダミーから、今年もeSIMが世界的に普及する見込みは薄いということになる。多くの国でプリペイド契約向けのeSIMをまだ提供していないので、驚くことではない。 つまり、iPhone 17シリーズも、現行モデル同様に米国向けとその他の地域向けの2種類が併売されることになる。 また、残りの2モデルにはSIMカードトレイが見当たらない点にも注意したい。特にiPhone 17 Airをよく見ると、トレイが収まる余地がなさそうだ。これは大きな意味を持つ。iPhone 17 Airが米国だけで発売されるとは考えにくいため、Airが米国外で発売される初のeSIM専用iPhoneになる可能性があるためだ。 iPhone 16シリーズで導入されたカメラコントロール機能は、4モデルすべてに確認できる。これは、以前「iPhone 17 Airには搭載されないかもしれない」という報道があったこととと矛盾している。 Airの底面を見ると、他のモデルと比べて穴(スピーカーなどの開口部)が少ない。ただし、少なくとも左右対称になっている点でiPhone 17と異なる。従来のiPhoneでは、底面スピーカーが片側だけで音を出し、もう片方の穴は見た目を整えるためだけのものだった。 しかし、iPhone 17 Airの穴がさらに少ないということは、オーディオ性能が抑えられている可能性を示唆している。これは極薄デバイスを実現するための制約によるのか、それとも機能を絞ったモデルを意図的に投入しようとしているためなのかは不明だ。 一方、iPhone 17 Pro Maxはまったく薄型には見えない。内部スペースを活用することで優れたバッテリー持続時間を実現するという報道を裏づけている。

David Phelan

Forbes JAPAN
*******
****************************************************************************
*******
****************************************************************************

関連記事: