マンCが3位再浮上で最終節へ…退団デ・ブライネのホーム最終戦で3-1勝利、ロドリが長期離脱から復帰

[5.20 プレミアリーグ第37節 マンチェスター・C 3-1 ボーンマス]

 プレミアリーグは20日、第37節を開催し、ボーンマスをホームに迎えたマンチェスター・シティが3-1の勝利。勝ち点3を獲得し、3位に再浮上して最終節を迎える。

 5位以内に与えられる欧州CL出場権獲得を狙うマンチェスター・Cは、1試合消化が少ない状況で勝ち点65の6位。3位ニューカッスル、4位チェルシー、5位アストン・ビラが勝ち点66で並んでいるため、勝利を収めれば3位まで浮上する。そして、ホーム最終戦となるボーンマス戦では長期離脱していたMFロドリがベンチへと戻ってきた。

 前半14分に試合を動かしたのは、ホームのマンチェスター・Cだった。センターサークル付近でボールを受けたFWオマル・マーモウシュがドリブルで運ぶと、約30mの位置から右足を振り抜く。勢いよく飛び出したボールが、左ポストを叩いてゴールマウスに収まるスーパーゴールでスコアを1-0とした。

 リードを奪ったマンチェスター・Cは25分に好機を生み出す。MFマテオ・コバチッチのスルーパスからPA内左に走り込んだマーモウシュが折り返すと、MFケビン・デ・ブライネがフリーで反応。しかし、左足ダイレクトで合わせたシュートはクロスバーを叩いてしまった。

 だが、38分、マンチェスター・Cに追加点が生まれる。PA内でボールを受けたMFイルカイ・ギュンドアンの巧みなマイナスのパスに走り込んだMFベルナルド・シウバが左足のシュートでゴールを陥れ、リードを2点差に広げた。

 2-0のまま後半を迎えると、22分にマンチェスター・Cにアクシデントが発生する。コバチッチが自身の背後に抜け出そうとしたFWエバニウソンをファウルで止めると、レッドカードが提示されて一発退場。数的不利に陥ると、この試合がマンチェスター・Cの選手としてエティハド・スタジアムでのラストマッチとなるデ・ブライネをベンチへと下げ、MFニコ・ゴンザレスがピッチへと送り込まれた。

 10人となったマンチェスター・Cだったが、28分にボーンマスMFルイス・クックが一発退場となって数的同数に。37分にはFWアーリング・ハーランドに代わってロドリがピッチへと送り込まれ、約8か月ぶりの復帰を果たした。

 44分にはニコ・ゴンザレスがダメ押しゴールを記録。アディショナルタイムにFWダニエル・ジェビソンに1点を返されたものの、逃げ切ったマンチェスター・Cが3-1の勝利を収めている。

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