2026年は供給難で幕開け RTX 5060 Ti以上が急速に枯渇しグラボ売り場だけが「ピリつく」アキバの現状
その中で「あの売り場だけはちょっとピリっとしていたかも」といくつかのショップが振り返っていたのが、グラフィックスカード売り場だった。間もなくの値上がりが不安視されていることもあって、「入荷すれば即売れていくという感じがずっと続いています」(パソコン工房 秋葉原パーツ館)という。 どのショップでも価格上昇よりも在庫の枯渇ぶりが目立っており、ドスパラ秋葉原本店やパソコンSHOPアークではGPUの種類を問わない購入制限のポスターが貼られていた。 とりわけ在庫が薄くなっているのは、年末のレポートで予想された通り、GeForce RTX 5060 Ti(16GB版)以上のカードだ。 TSUKUMO eX.では、ハイエンドカードの在庫が少ないため、ショーケースの半分が幕で覆われていた。同店は「在庫が切れてもなかなか入ってこなくて……。Radeonは比較的在庫がありますが、時間の問題かもしれません」と話していた。 事情はどのショップでも同じようで、別の店舗では「だいぶ上流の方で今後の値段でもめていて、それで一旦流通がストップ気味になっているなんてウワサもありますね。とにかくモノが入ってきません」と嘆きのコメントも聞いた。
値上がりと供給不足の端緒となったメモリだが、年末年始を経た変化は意外と控えめだったようだ。値上がり傾向は、DDR5の128GBキットの価格表で30万円超えを記録した12月下旬の水準から、大きくは変わっていない。 パソコンSHOPアークは「DDR5の32GBキットなら7万円から選べる状況です。決して安くはありませんが、そのあたりでどうにか踏みとどまっている感じですね。これが天井ならいいなと思いますが……」と語る。 在庫はどこのショップも少なくなっているが、グラフィックスカードほどには目立たない具合だ。TSUKUMO eX.は「価格表がだいぶ短くなってしまいました。供給が止まった感じはありませんが、入りづらくはなっていますよね」という。 慢性的な各パーツの値上がりと供給不安は、自作PC界隈(かいわい)のトレンドにも影響を与えている様子だ。そのあたりの詳細は、追ってアキバPickUP!でお伝えしたい。
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