「うちの魚が一番うまい」論争、ついに科学で決着?海流が味を左右するってホント?(リコ)
こんにちは!リコです。
「うちの県の魚が一番うまいってば!」
釣り仲間同士で、こんなバチバチの言い合い…あるあるですよね(笑)
でも、本当に地域で魚の味って違うの?
科学的な視点でちゃんと見てみたら、意外とちゃんと理由があるみたいなんです。
今回はそのへん、釣り人目線でゆるっと深掘りしてみました!
海の“流れ”が魚の“味”をつくる?
まず、日本のまわりの海って一見同じようで、じつはぜんぜん違う。
太平洋側には黒潮(暖流)が流れてて、日本海側にはリマン海流(寒流)が入り込む。
でも実はそれだけじゃなくて、太平洋側でも東北~北海道には寒流の親潮が流れ込んでたり、かなり複雑に入り組んでるの。
で、ここからが大事。海流の違いって、水温、塩分、栄養塩のバランスに影響してて、それが魚の味に直結してくるんだよね。
研究でも裏付けアリ!
たとえば、水産研究・教育機構の2022年調査では、
「海域ごとの水温・栄養塩濃度・餌の種類が、魚の脂肪量やうま味に影響を与える」って報告されてるの。
つまり、同じ魚でも、どこで育ったかで“味が変わる”って、ちゃんと研究で証明されてるってこと!
実際、太平洋側の魚は脂のりがよくてしっとり系、日本海側は身がしまって甘みが強い…って言われるのも、理にかなってるんだね。
瀬戸内海・オホーツク海も忘れちゃいけない
ちなみにね、よく話題になるのは太平洋と日本海だけど、他にも魚の味が独特なエリアってあるんです。
たとえば、
- 瀬戸内海は、潮の流れが速くて、プランクトンが豊富。鳴門鯛や関サバなんかは、身がキュッと締まってて旨みが濃いことで有名。
- オホーツク海は流氷の影響で低水温&栄養豊富。その影響で、ホッケやカレイがびっくりするほど濃厚な味になる。
こんなふうに、日本の海は“味のバリエーション天国”だったりするの!
じゃあ、どこで釣るのが正解?
「脂ののった魚が食べたいな〜」って時は、黒潮が通るエリアで狙ってみる。
「引き締まった白身の刺身が食べたい!」ってときは、日本海や瀬戸内がおすすめ。
そんなふうに、“味から海を選ぶ”っていう新しい視点で釣り場を選ぶのもアリじゃない?
それに、海流って季節でも動くから、「同じ場所でも旬によって味が変わる」っていう楽しさもあるんだよ。
結局、どこが一番おいしいの?
…って話になると、これはもう答えは一つじゃないよね(笑)
でも確実に言えるのは、魚の味って、その土地の海の味なんだなってこと。
水温、潮、エサ、季節…その全部が合わさって、あの一匹の味になってる。
だから、釣り人としては「どこが一番うまいか」じゃなくて、「今日はどんな海の味に出会えるかな」って楽しむのが正解なのかも!
最後に伝えたいこと
今回のテーマで、わたしがいちばん伝えたかったのはこれ!
魚の味は、“自然そのものの味”。
どこの海も、その海にしか出せない“味の個性”がある。
釣りって、そういう自然の違いをまるごと感じられる最高の趣味なんだよね。次の釣行では、ぜひ「今日はどんな味かな?」っていう視点でも楽しんでみてね!
この記事が少しでも役に立ったと思っていただけたら、「学びがある」「わかりやすい」「新しい視点」をポッチっとリアクションしてもらえると嬉しいです。
次回も、役立つ情報をお届けしますので、お楽しみに!
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