アイスダンス初挑戦 「りかしん」紀平梨花が感じた苦しさ/前編
フィギュアスケート・アイスダンスの「りかしん」こと紀平梨花選手(早大)、西山真瑚選手(オリエンタルバイオ)組が6月、毎日新聞の取材に応じた。
2人は昨年9月に結成を発表。女子シングルのトップスケーターとして活躍してきた紀平選手と、アイスダンスの経験豊富な西山選手のカップルは大きな話題を呼んだ。
2025~26年シーズンは全日本選手権予選会、全日本選手権に出場し、目標とする30年のオリンピックに向けて大きな一歩を踏み出した。
勝負の2季目に向け、互いに刺激を受けながら苦闘してきた歩みを率直に語った。【聞き手・玉井滉大】
「りかしん」の主な談話を2回に分けて紹介します 後編:西山真瑚が描く予想図
「まるっきり、違う」
<つかの間の日本滞在でしたが、リラックスできましたか>
紀平 そうですね、今回はカナダの先生にも「バケーション」の1週間を取ってほしいと言われました。
初めての経験で、練習ができない1週間は不安もありましたが、日本だからこそできる用事を済ませたり、家族との時間を取ったりすることもできて。忙しくも、充実した期間でした。
西山 日本に帰るとやることも多いのですが、すごく充実していました。良い2週間を過ごせたなと思っています。
<紀平選手はアイスダンス挑戦2季目となります>
紀平 昨年はあまりにも時間がなくて。学びきれず、練習しきれずという段階で、完成するまでに至らず試合に出たという感じでした。今も練習すること、学ぶことは毎日たくさんありますが、それを「やりきっている」と思えるくらい、充実した練習ができています。
リズムダンス(RD)、フリーともにプログラムは作り終えましたが、すごく難しくて。でも、自分の中では昨季と比べて相当上達しているなと感じています。
今年はしっかりと準備もできていて、自分たちの演技を見せられると思うので。お披露目できるのが楽しみな気持ちと、しっかりと成績を残したい気持ちがあります。
<シングルからアイスダンスに挑戦して、何が一番難しかったですか>
紀平 まるっきり、頑張る部分…