三菱「"超"新型デリカミニ」初公開! なぜ「マイルドハイブリッド」はなくなったの? あえて「"ブサ可愛い"デザイン」にしたってホント? "初の全面刷新"で気になる「10の質問」を聞いてみた

三菱は新型「デリカミニ」の情報を公開し、予約注文を2025年8月22日より受付開始すると発表しました。今回は多くのユーザーが抱く10の疑問を、筆者(工藤貴弘)が商品企画担当者に伺いました。

初のフルモデルチェンジでなにが変わった?

 三菱は、軽スーパーハイトワゴン市場で高い人気を集めた「デリカミニ」を初めてフルモデルチェンジし情報を公開、予約注文を2025年8月22日より受付開始すると発表しました。

 新型デリカミニは、これまでの「力強さ」と「愛らしさ」を兼ね備えた独自のデザインを受け継ぎながら、最新のインフォテインメントシステムや先進的な安全装備を採用しています。

 さらに、走行モードのバリエーションを充実させることで、よりSUVらしいキャラクターを際立たせているのも大きな特徴です。

 また、同時に公開されたスペシャルサイトでは“超”新型デリカミニと表現されており、今回のフルモデルチェンジに対する自信と力の入れようが強く伝わってきます。

 そこで今回は、多くのユーザーが気になっている新型デリカミニにまつわる10の疑問について、商品企画の担当者に直接話を伺いました。

新型「デリカミニ」のデザインはどう変わった?

1:開発はいつから始まっていたのか。

 商品企画担当者によると

 「初代モデルがお披露目されたとき(2023年1月の東京オートサロン)には、すでに新型のデザインが決まりかけていた」とのこと。

 つまり、新型の開発は初代の開発段階からすでに動き始めていたのです。

2:先代から変えずに守った部分はどこか。

「とにかくデザイン」と担当者は強調します。

 デリカミニが人気を集めた大きな理由は、ほかのスーパーハイトワゴンとは一線を画す“コミカルで個性的なデザイン”。

 開発陣はその魅力を十分理解し、新型にも確実に受け継いでいます。

3:大きく変えた部分はどこか。

「内装デザイン、先進機能、そして走行モード制御の追加と切り替えダイヤルの採用」と担当者。

 新型ではデリカミニ専用に設計されたダッシュボードを採用し、7インチの全面液晶メーターや12.3インチのセンターディスプレイ(メーカーオプション)を組み合わせ、室内の雰囲気を刷新しました。

 さらにGoogle搭載のインフォテインメント、3Dマルチアラウンドモニターやフロントアンダーフロアビューといった先進機能も追加されています。

 また「ノーマル」「エコ」「パワー」「スノー」「グラベル」と5つのドライブモードを切り替え可能とし、センターパネルの大型ダイヤルで操作できる点も新たな魅力です。

4:開発初期より“ブサかわデザイン”になったって本当なのか。

「当初はもっと無骨なデザインを考えていました。

 しかし、初代発売後の市場の反響を見て“ブサかわ(=不細工だけどカワイイ)”が受け入れられていると分かりました。

 そこで当初の案から方向転換し、より愛嬌のあるデザインに仕上げたのです」

 と担当者は語ります。

5:フロントウインドウの角度が立った理由は。

「理由は二つあります。

 ひとつは室内の開放感を高めるため、もうひとつは斜め前方の視界を広げるためです」と担当者。

 実際に新型はフロントクォーターウインドウを拡大したことで、交差点での安全確認がしやすくなっているのを感じました。

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