“神奈川ダービー”は劇的ドロー! 横浜F・マリノスが終盤に逆転も川崎フロンターレが高井幸大のヘディング弾で追いつく!

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【写真:Getty Images】

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 明治安田J1リーグ第5節、川崎フロンターレと横浜F・マリノスの一戦が、「Uvanceとどろきスタジアム by Fujitsu」で9日に行われた。暫定6位の川崎は、小林悠が今季初出場初先発となり、同19位と低迷するマリノスは、アンデルソン・ロペスが2試合連続でベンチから外れた。

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 共にACLE(アジアチャンピオンズリーグエリート)のファイナルステージに臨む両チームによる“神奈川ダービー”。川崎は中2日、マリノスは中3日でこのゲームを迎えた。

 アウェイチームは、開始3分にアクシデントが発生する。ジェイソン・キニョーネスが自らピッチに座り込んで、プレー続行不可となり、トーマス・デンが代わってピッチに入る。

 序盤から押し気味に試合を進めていた川崎は、7分に試合を動かす。ヤン・マテウスの横パスをインターセプトした伊藤達哉が、左サイドを駆け上がってきたマルシーニョに繋ぐと、中に折り返したボールは相手DFに当たったものの、ゴール前の大関友翔の下へ。これを期待の20歳が流し込んで、先制に成功する。

 失点後はボールを圧倒的にボールを保持したマリノスは、20分に植中朝日が高い位置で高井幸大からボールを奪うと、ボックス外左からコントールシュート。これはGKチョン・ソンリョンに防がれ、ネットを揺らすには至らなかった。

 40分、アウェイチームにも得点が生まれる。井上健太が右サイドで粘って繋げたボールを受けとったヤン・マテウスが、カットインから左足を振り抜く。グラウンダーのシュートは、ゴール右隅に吸い込まれ、マリノスが同点に追いつく。その後は、両者にチャンスが訪れたが、1-1のまま後半へ。

 後半は、マルシーニョと河原創を下げて、脇坂泰斗と山本悠樹を投入した川崎ペースで試合が進む。すると67分にスーパーゴールが飛び出す。セサル・アイダルがボックス外中央25m程の位置から、左足一閃。地を這うような強烈なシュートがゴール左隅に突き刺さり、川崎が勝ち越しに成功する。

 それでもマリノスは、土壇場で追いつく。89分、宮市亮のクロスの流れから、途中出場の天野純が押し込んで同点に。さらに後半アディショナルタイムには、ゴール前の混戦からヤン・マテウスが決めて逆転。

 このまま試合は終了するかに思われたが、後半アディショナルタイム9分に高井がコーナーキックからヘディングで叩き込み3-3に。壮絶な撃ち合いは3-3のドローで終わっている。

【得点者】 7分 1-0 大関友翔(川崎フロンターレ) 40分 1-1 ヤン・マテウス(横浜F・マリノス) 67分 2-1 セサル・アイダル(川崎フロンターレ) 90分 2-2 天野純(横浜F・マリノス) 90分+5分 2-3 ヤン・マテウス(横浜F・マリノス)

90分+9分 3-3 高井幸大(川崎フロンターレ)

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