【分析】あからさまに税金で票を買おうとするトランプ氏 目的達成が疑わしい理由

アラバマ州での選挙集会で登壇するトランプ米大統領=2日(Anna Moneymaker/Getty Images)

(CNN) トランプ米大統領は、今年の中間選挙で共和党を勝たせるため、税金や政府のリソースを使う取り組みを強化している。

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しかも、そのやり方は露骨そのものだ。先月開かれた中間選挙に向けた党大会では、共和党が上下両院で多数派を維持すれば、米国の成人市民全員に5000ドル(約79万円)を支給するとあまりにも異例の公約を掲げた。具体的な選挙結果と引き換えに有権者に金銭を提供するというだけでも衝撃だったが、トランプ氏はそれ以降も未知の領域に踏み込み続けている。この10日間でトランプ氏は、自身と、自身が成し遂げたとする実績をアピールする10種類あまりの広告を政府資金を使って流している。先週にはホワイトハウスで個別に二つのイベントを開催。重要な上院選が行われる主要な州の大型経済プロジェクトについて大げさな公約を打ち出した。同じく先週、政権はオバマケア(中低所得者をカバーする医療保険)の加入者100万人近くに500ドルの小切手を送付した。そして3日までに、政権は国民に配る資金をさらに見つけたようだ。約2000万人の高齢者に対し、メディケア(高齢者らを対象にした公的医療保険)の医療保険料支払いを軽減する目的で90ドルを支給するという。

さらにはここ数日、トランプ氏はSNSで5000ドル支給の主張を再び持ち出し、アラバマ州とオクラホマ州での集会でも大々的にアピールした。

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