独国防相、「タウルス」ミサイルのウクライナへの供与を否定
ウクライナの首都キーウ(キエフ)を訪問中のドイツのピストリウス国防相は12日、空中発射型長距離巡航ミサイル「タウルス」のウクライナへの供与は検討していないと述べた。同日撮影(2025年 ロイター/Valentyn Ogirenko)
[ベルリン 12日 ロイター] - ウクライナの首都キーウ(キエフ)を訪問中のドイツのピストリウス国防相は12日、空中発射型長距離巡航ミサイル「タウルス」のウクライナへの供与は検討していないと述べた。
同相がウクライナ戦争勃発以来、キーウを訪問するのは5度目。同ミサイルを巡っては、ウクライナが再三にわたり供与を要請している。ドイツはウクライナの主要な軍事支援国の一つだが、タウルスミサイルを供給したことはない。
また同相は、ドイツによるウクライナへの軍事支援は今年70億ユーロ(81億2000万ドル)に達し、さらに19億ユーロが議会の承認待ちだと述べた。
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