トランプ氏のガザ構想「世界平和への大きな脅威」=トルコ大統領
トルコのエルドアン大統領(写真)は13日、トランプ米大統領によるパレスチナ自治区ガザから住民を移住させる計画は世界平和に対する大きな脅威との見解を示した。11日撮影(2025年 ロイター/Hasnoor Hussain)
[アンカラ 13日 ロイター] - トルコのエルドアン大統領は13日、トランプ米大統領によるパレスチナ自治区ガザから住民を移住させる計画は世界平和に対する大きな脅威との見解を示した。
トランプ氏はパレスチナ人を他の地域に移住させた上で米国が管理し、「中東のリビエラ」に変える構想を提案している。 もっと見る
エルドアン大統領はインドネシアのテレビ放送で、「(イスラエルの)ネタニヤフ首相のような殺人者と合意を結ぶというトランプ氏の決断は、世界平和に対する大きな脅威だ」と表明。現時点でパレスチナ人やガザ住民からガザを奪い取ることは誰にもできないとした上で、トランプ氏の発言は「世界の多くの国に対する挑戦」に相当し、それが正しいとは思わないと述べた。
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