【速報】12/3（水）三郷市議会が関根議員の除名処分を可決、2度の辞職勧告を無視、除名処分で議員資格を強制剥奪

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公開日：2025年12月3日 / 更新日：2025年12月3日

埼玉県三郷市議会は12月3日、市長らに対する暴言などで議会の品位を損ねたとして、関根和也議員（45・無所属）の除名処分を可決しました。

2度にわたる辞職勧告を無視して議員活動を継続していた関根議員は、議会の権限により強制的に議員資格を剥奪されることになりました。

関連リンク：三郷市議が二度目の辞職勧告へ、9月の勧告・書類送検後も問題行動継続で2回目の審査会決定

除名処分と辞職勧告の決定的な違い

辞職勧告（これまでの措置）

• 法的効力：なし
• 性質：「辞職すべき」という政治的・道義的圧力
• 議員の地位：継続（本人が辞職しない限り）
• 決定方法：政治倫理審査会の勧告、議会決議

除名処分（今回の措置）

• 法的効力：あり（地方自治法第134条）
• 性質：議員資格の強制剥奪
• 議員の地位：即座に失職
• 決定方法：議会本会議で出席議員の3分の2以上の賛成が必要

除名処分の即時効果

除名処分が可決されると、関根議員は即座に以下の状況となります。

• 議員資格の剥奪（強制的な失職）
• 議員報酬の支給停止
• 議員特権の剥奪
• 議場への立ち入り禁止

異例の事態が示すもの

同一議員に対して辞職勧告を2度行い、最終的に除名処分に至るケースは極めて異例です。これは議会制度における「段階的な懲戒措置」の典型例と言えます。

• 政治倫理審査による勧告
• 議会による辞職勧告決議
• 最終手段としての除名処分

今回の事案は、辞職勧告という「お願い」ではなく、除名処分という「強制力」を持った措置でなければ対応できない状況であったことを示しています。

関根議員は議員資格を失い、三郷市議会における一連の問題は法的な解決を見ることになりました。

関連リンク：埼玉・三郷市議、市長らに暴言で除名処分

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