リニューアルした阪神競馬場、初日は1万7千人が来場…どう変化?
7時間前
リニューアルオープン初日、たくさんの人が集まったパドック
(写真23枚)
JRA「阪神競馬場」(兵庫県宝塚市)は、2023年秋からの工事を完了し、3月1日にリニューアルオープン。さまざまな新設エリアが登場し、初日には1万7043人が訪れた。
今回のリニューアルでは指定席の改装に加え、4〜6名用のグループソファ、4名用のグループラウンジ、そしてプライバシーに配慮した全10席のシングルブースやプライベートシートを新設し、観戦スペースが生まれ変わった(料金は入場料込み)。
グループソファ席JRAの担当者は「来場された方がまた来たいと思えるようにと、阪神競馬場に満足して帰っていただくことを念頭に置いています。そのためには、レースやおいしい食事、イベントを通じて施設を快適に楽しんでいただくといった、さまざまなニーズに応える必要があります」とコメント。
半個室のようなプライベートシート プライベートシートの外観なかでも力を入れたのが、子ども向けエリアの拡充だ。完全予約制の室内キッズパーク「あそび馬!」をはじめ、長さ35mのネットが張り巡らされた「アスレチックエリア」、遊具やふわふわドーム、ミニ新幹線にも乗車できる野外の「キッズガーデン」、そして飲食はもちろん授乳室や親子トイレも利用できる「キッズ飲食スペース」も誕生。初日から多くの人で賑わっていた。
多くの人で賑わっていた「アスレチックエリア」また、グルメエリアも一新。電車の連絡通路と繋がる2階には東と西、2カ所のフードコートをスタンバイ。東のフードコートは着席型で、西宮のソウルフード「宮っ子ラーメン EXPRESS」が今回新たに入店している。1階は東ウイングにフードコートが1カ所、こちらにはリニューアル前からお馴染みの「宝塚カレー」など8店舗が揃う。
新設された東フードコート(着席型) 1階の東フードコートは立ちスタイルまた3階には「グルメストリート」と題した、店舗入れ替わり制の飲食エリアも。現在は豚まんや焼き小籠包、角煮バーガー、六甲ビールなど、兵庫にゆかりのあるグルメが集結している。
昨今のグルメに対する注目度の高さから、同競馬場でも今後、フードに関して注力していくという。今回のリニューアルで新たに加わった飲食店は「宮っ子ラーメン EXPRESS」のほか、韓国料理店「韓激」、かつ丼店「かつDay」、カフェ「Paddock Side Cafe」の3店舗。
「宮っ子ラーメン」(1000円) 阪神競馬場3月15・16日には「米子城ステークス」開催を記念した「米子市物産展」、翌週の22・23日には同競馬場近郊のパン屋が集結する「阪神パン商店」など、イベントも多々おこなわれる。
※タイトルに表記ミスがあり、修正しております。大変申しわけございませんでした。