エネ施設への空爆停止でウクライナと協議、FT報道 ロシアは一蹴

 英紙フィナンシャル・タイムズ(FT)は匿名筋の情報として、ウクライナとロシアが互いのエネルギー施設への空爆を停止する可能性について初期段階の交渉を進めていると報じた。写真はロシアの攻撃によって損壊したウクライナ国内のエネルギー施設。詳細な場所は不明。2023年8月撮影(2024年 ロイター/Gleb Garanich)

[30日 ロイター] - 英紙フィナンシャル・タイムズ(FT)は匿名筋の情報として、ウクライナとロシアが互いのエネルギー施設への空爆を停止する可能性について初期段階の交渉を進めていると報じた。

交渉にはウクライナの高官が参加。ウクライナは8月に合意に近づいていた協議の再開を求めている。この協議はカタールが仲介していたが、ウクライナ軍が8月にロシア西部クルスク州への越境攻撃を開始したため、暗礁に乗り上げた。

FTによると、ある外交官は「再開の可能性について、非常に初期段階の交渉が行われている。現在、エネルギー施設に関する話し合いが行われている」と述べた。

ロシア大統領府のペスコフ報道官この報道を一蹴、信頼あるメディアでさえ「現実とは全く関係のない」フェイクニュースを報じることがあると述べた。

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