お盆の断水は回避 実施発表は14日前に 上越市が温浴施設無料開放

新潟県上越市の中川幹太市長は2025年7月30日、水道の断水について、8月17日まで実施しないと明らかにした。消雪用地下水などの最大限の活用を進めている。

中川市長は「8月3日まで断水の予告はせず、(実施する場合は)14日前までに公表する」と説明。「節水が前提となるが8月17日までは断水を回避できる」と述べた。

水源である正善寺ダムの貯水量は減少を続けているものの、市民による節水で減少のスピードは緩和しつつある。また、新たな水源として上越妙高駅や上越教育大学などの消雪用井戸水を浄水場まで引き込むための配管工事を進めており、8月上旬には完了する見通しも明らかにした。

中川市長は「断水回避には引き続き市民の協力が必要」とさらなる協力を求めた。

温浴施設を無料開放

市は節水区域に住む市民を対象に31日から、市営の温浴施設8か所と民間の1施設を無料開放すると発表した。

節水区域に帰省した人や居住する人を介護する人なども対象となる。

対象の施設は次の通り。期間は市営施設は当分の間。民間施設は8月8日までの平日。

【市営施設】

  • 上越リゾートセンターくるみ家族園(東中島)
  • ゆきだるま温泉久比岐野(安塚区)
  • 牧湯の里深山荘(牧区)
  • 鵜の浜人魚館(大潟区)
  • 吉川ゆったりの郷(吉川区)
  • 吉川スカイトピア遊ランド(吉川区)
  • ゑしんの里やすらぎ荘(板倉区)
  • うみてらす名立(名立区)

【民間施設】

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