ファージと細菌の感染・防御の関係性をエピゲノムレベルで解明

※1

DNAメチル化 メチル基(-CH3)がDNAを構成する塩基に付加される化学修飾。DNAメチル化酵素の働きにより、DNA複製後に修飾が施される。真核生物や原核生物、ウイルスなどに広くみられる。

※2

感染価 ウイルス(ファージ)の感染力を表す指標。ウイルスは小型であるため、顕微鏡で個数を数えることが難しい。そこで、細胞がウイルス感染によって壊れる現象(細胞変性)を利用することで、感染力のあるウイルスの個数(感染価)を測定する。

※3

エピゲノム DNA化学修飾を受けたゲノムのこと。エピゲノムによって、塩基配列は変えずにゲノム情報を変化させることができる。遺伝子の発現制御や制限修飾系など、様々な生理機能に関与する例が知られている。

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