浦和ルーキーFW肥田野蓮治が止まらない!! 大学在学中Jデビューから5戦4発「まだ足りない」

[3.7 J1百年構想EAST第5節 浦和 2-0 水戸 埼玉]

 ルーキーの飛躍が止まらない。浦和レッズのFW肥田野蓮治は0-0で迎えた前半41分、MF柴戸海からのパスをペナルティエリア内で受けると、大きく左に持ち出して左足一閃。「前半に1本、絶対にチャンスが来ると自分の中で感じていた」。風下で苦しんだ前半のうちに先制点を奪い、チームの勝利を大きく手繰り寄せた。

 風上エンドを取った相手が優勢に試合を運ぶ時間もあったなか、待ち望んでいた最初のシュートチャンス。それでも驚くほど冷静だった。「自分的にはゆっくり見えたというか、すごく落ち着いてプレーできた。無駄に力も入らずいい流れでゴールできた」。前節・鹿島戦に続いて2試合連発で、今季4試合目の出場にして3ゴール目。早くもエースとしての風格が出てきている。  桐蔭横浜大から今季加入した22歳。特別指定選手としてJリーグデビュー戦初ゴールを記録した昨季第37節・岡山戦から数えれば、初陣から5試合4ゴールという記録的な活躍が続いている。 「自分の武器はプロの世界でも通用するとは感じていて、今はそれがいい結果として出ている」。関東一高、桐蔭横浜大で磨き上げてきたスピードやフィジカルが自信を生み、その自信が結果を生み、そうして積み上げた結果が新たな自信を生むという良いサイクルが回りつつある。  それでも今の活躍に満足はない。「自分的には“全試合全ゴール”を目標としてやっているのでまだ足りない」。この日も後半24分に最初の交代カードでピッチを退いており、「大学からプロに入ってまだ少し強度に慣れていない部分があったり、大学より早く(足が)つってしまうのは今の課題」と真摯な受け止め。一つひとつの水準を上げながら、理想に掲げる「みんなが考えられないようなスケールを持った選手」へのステップを進んでいくつもりだ。 (取材・文 竹内達也)●Jリーグ百年構想リーグ特集▶サッカーの大人気ポッドキャスト!ヤーレンズのボケサカは毎週金曜配信

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