健康生活のすすめ。できることから始めよう!
最終更新日:2025年4月1日
やわらかな日差しに春を感じる今日この頃、みなさまいかがお過ごしでしょうか?様々なことがスタートする季節ですが、健康で快適に過ごしていきたいものですね。私たちの体も春の訪れと共に、新たな健康習慣を取り入れて、体調管理に気を配る絶好の機会です。しかし、生活習慣を大きく変えるのは難しいので、できることから始めていきましょう。
健康生活をおくるために
適度な運動をしよう
身体を活発に動かすことは、健康づくりに欠かせません。日常生活の中で身体活動(体を動かすこと)を増やしましょう。日常生活を営む上で必要な労働や家事(料理や掃除など)、通勤、体力の維持・向上を目的としたジョギング、ウォーキング など、今より10分多く取り組んでいくことで健康寿命を伸ばせます。デスクワークの多い方では、30分毎に3分程度、少なくても1時間に5分程度は立ち上がって体を動かし、座りっぱなしにならないようにしましょう。
食生活を見直そう
主食・主菜・副菜は、健康な食事の一歩です。食習慣を見直してみましょう。お腹いっぱいまで食べる習慣をやめ、腹七~八分目を心がけて、偏食をせずによく噛んで三食を規則正しく食べましょう。具体的な例として、主食と一汁三菜といった伝統的な和食が推奨されています。こうして食習慣を改善することで、善玉菌を育み、腸内フローラを整えることにもつながります。
腸内フローラについての健康情報
喫煙習慣を見直そう
気になっていても先延ばしにしてしまう禁煙。喫煙や受動喫煙により、肺がんや心臓病、脳卒中、慢性閉塞性肺疾患などにかかりやすくなります。長年たばこを吸っていても、禁煙するのに遅すぎることはありません。健康改善のためにも是非取り組んでいきましょう。
お酒と上手に付き合おう
さまざまな生活習慣病がアルコールと密接に関わっていて、大酒をすれば多くの病気が誘発される可能性が高まります。アルコールを分解する能力は人によって違います。飲めないのに無理して飲むことはやめましょう。また、アルコールをたくさん飲める人でも飲みすぎに注意して適量を知り、休肝日を設けたりすることで、体に負担をかけないようにしましょう。
十分な休息をとろう
睡眠は最も重要な休養行動です。睡眠時間は長すぎても短すぎても健康を害する原因となり、朝、目覚めた時に感じる休まった感覚は、良い睡眠の目安となります。日中にしっかり体を動かし、夜は暗く静かな環境で休みましょう。寝て起きてのメリハリをつけることは、睡眠休養感を高めることに役立ちます。睡眠時間を確保し、睡眠休養感を高める工夫を日常生活に取り入れましょう。
健診・検診に行こう
健診と検診は同じ読み方ですがそれぞれ異なった意味をもつ言葉であることをご存じですか?健診は「健康状態を調べる」こと、検診は「特定の病気を早期に発見する」ことを意味します。健診と検診を受けることは、体の状態を知ることであり、健康づくりの入り口です。自覚症状が現れにくい病気は少なくありません。だからこそ、定期的な健診と検診で健康状態をしっかりチェックし、自分の体をしっかり知るのが健康維持の第一歩です。定期的に健診・検診を受けましょう。
今回は、生活習慣を見直し健康的な体づくりを目指すための健康生活のすすめを紹介しました。生活習慣を改善するには時間を要します。持続可能な範囲でゆっくり、無理なく改善していきましょう。体を動かす機会は身の回りにたくさんあります。それがいつなのか?どこなのか?ご自身の生活を振り返って探してみましょう。