【採点&寸評】森保ジャパン、中国に2―0勝利 ゴールラッシュならずも…細谷真大ら複数選手アピール成功
◆サッカー東アジアE―1選手権第2戦 日本2―0中国(12日、韓国・龍仁ミル・スタジアム) 日本は中国に2―0で勝利し、大会2連勝を飾った。得点は細谷真大と望月ヘンリー海輝。 採点と寸評は以下の通り。 森保一監督【6・0】2試合でフィールド全選手を使い、順当に2連勝。いざ日韓戦 GK早川友基【6・5】止められるGKとして、つなげるGKとして、そしてチームを勝たせるGKとして。アピール成功 DF綱島悠斗【6・5】荒削りだが、その心意気は買いたい、というかとても好き。いい意味での暑苦しさ DF植田直通【6・0】相手1トップを潰してピンチは未然に防ぐ。あわや失点のパスミスは鹿島の後輩・早川がスーパーセーブ。ジュース1本でもおごるべき DF長友佑都【6・0】良さが出せるポジション、相手ではなかったかもしれないが、185cm超センターバックのような空中戦の強さ MF宇野禅斗【6・0】馬力あるプレー。決して上手くはないかもしれないが、要所を押さえつつ無理が利くプレー。まだまだ伸びそう MF田中聡【7・0】ピッチ中央を切り裂く縦パスで先制点アシスト。攻撃も守備も、保持時も非保持時も、クレバーに躍動。45分での交代は韓国戦先発を見越してのものか。MOM MF望月ヘンリー海輝【6・0】ダイナミックに上下動し、左足で追加点。プレー選択という意味での積極性が足りなかったから前半から一転、後半にそれそれそれ、の活躍 MF俵積田晃太【5・5】前半は持ったら仕掛けたが、そもそも「持って前を向く」場面は限られた。後半に唯一無二のプレー発揮も、前半のうちに修正したかった MF佐藤龍之介【5・5】ゴールに匂いは漂わせていたが、空回り気味に。やるべきことはうまく整理されていた印象だったが、数字を残すことはできず FW原大智【5・5】ポジションに迷い…というよりも、選んだ立ち位置をプレーで正解にできなかった印象 FW細谷真大【6・5】ザ・ストライカー、ザ・ホソヤマオの決勝点。トラップ×腰のひねりで勝負あり MF稲垣祥【6・0】後半開始時IN。ボランチで途中出場。1トップ2シャドーを効果的に使う場面は限られた FWジャーメイン良【6・0】後半開始時IN。シャドーの位置でプレー。4発の初戦に続き、チャンスメイクの部分でも能力発揮 MF相馬勇紀【6・0】後半19分IN。スコアもあって切り裂く場面は限られたが、十分に及第点のパフォーマンス MF大関友翔【6・0】後半25分IN。攻撃面でのセンス、潜在能力はやはり突出 MF中村草太【―】後半45分IN。出場時間短く採点なし ※平均は5・5~6・0点。MOMはマン・オブ・ザ・マッチ
報知新聞社