インド、長距離極超音速ミサイルの実験成功-米中ロに続く

Dan Strumpf

インドは長距離極超音速ミサイルの実験に初めて成功した。わずか数カ国しか技術を確立していないハイテク兵器の配備に一歩近づいた。

  インド政府は17日の声明で、国防研究開発機構(DRDO)がオリッサ州沖でミサイル試験を16日遅くに実施したと発表。DRDOによると、このミサイルは爆発物を搭載し約1500キロ飛行できるよう設計されている。

  シン国防相はX(旧ツイッター)に今回のテストは「大きなマイルストーン」だと投稿。「歴史的瞬間であり、この意義深い成果により、わが国はこのような重要かつ高度な軍事技術力を持つ選ばれた国のグループに加わった」とコメントした。

India has achieved a major milestone by successfully conducting flight trial of long range hypersonic missile from Dr APJ Abdul Kalam Island, off-the-coast of Odisha. This is a historic moment and this significant achievement has put our country in the group of select nations… pic.twitter.com/jZzdTwIF6w

— Rajnath Singh (@rajnathsingh) November 17, 2024

  極超音速ミサイルは低い軌道で飛び、従来の防衛システムでは検知できない。先進的な極超音速ミサイルの能力を持つのは現在、中国と米国、ロシアのみ。

原題:India Says Long-Range Hypersonic Missile Test Was Successful(抜粋)

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