【漫画】私生活で心が疲弊しきった母 SNS上で気分転換のコツ募集すると…元気になった“予想外の方法”に「私も試します」

私生活でトラブルがあり、心が疲弊してしまった母。自分をいたわろうと、さまざまな方法を試してみたのですが、今回ばかりはなかなか心が回復しませんでした。そこで読者に「何か良い方法はないか」と尋ねることに…。Instagramで公開された漫画が、「まさかそんな方法があったとは(笑)」「私も試そうかな」と話題になった、作者の「まるたおかめ」さんにお話を聞きました。

疲弊した心を回復させる意外な行動について描いた漫画のカット(まるたおかめさん提供)

 疲弊した心を回復させる意外な行動について描いた2つの漫画が、Instagramで合計500以上のいいねを集めて話題となっています。

 私生活でトラブルがあり、心が疲弊してしまった母。これまでは、おいしい物を食べたり、お風呂でゆっくり温まったりして、自分をいたわることで回復していました。しかし、このときはあまり効果がなく、困った母は「何か気分転換に良い方法はないか」と読者に尋ねてみたところ…。読者からは、「まさかそんな方法があったとは(笑)」「さっそく私も試してみます!」「私は推し活です」などの声が上がっています。

 この漫画を描いたのは、ブロガーの「まるたおかめ」さんです。Instagramやブログ「ハハトコフタリニッキ」などで漫画を発表しています。まるたおかめさんに、作品についてのお話を聞きました。

Q.今回の漫画を描いたきっかけを教えてください。

まるたおかめさん「去年の秋に、あるトラブルでメンタルがとてもしんどくなった時期がありました。そのトラブルというのが、これまでに経験したことがないようなことだったので、メンタルの立て直しがうまくいかず悩んでしまって…。数日悩んでも改善されなかったので、『みんなに相談してみよう』と思い、今回の漫画を描きました」

Q.一緒に逆立ちを始めたお子さんたちを見て、どのように感じましたか。

まるたおかめさん「『あ、長男って逆立ちできるんだあ…』と思いました(笑)。家の中で初めて逆立ちしたんじゃないかな。娘はまだ当時3歳だったので、『股のぞき』みたいになっていましたが。2人ともただ私が遊んでいると思ったみたいで、楽しんでくれてうれしかったです」

Q.サラッと逆立ちできたように描かれていますが、普段から筋トレや運動などはされているのですか。

まるたおかめさん「いえ、まったく。自分の重みで毎日膝から悲鳴が聞こえてくるくらいには、運動不足な体型です。この後、腰も股関節も腕も首も全部やりました(笑)」

Q.その後も、心が疲れたときに逆立ちをしていますか。

まるたおかめさん「あれからはしていません。体から悲鳴が聞こえたので(笑)。他にもいくつか『私はこうしていますよ』と教えてもらったのですが、その中で『他人に話す』『音楽を聴く』『小説の世界に没頭する』などは日常的に取り入れています。『少ししんどいな』と感じたときは、某夢の国のサウンドトラックを流すようにしたら、気持ちが明るくなって最高です!」

Q.漫画を描き始めたのは、いつごろからでしょうか。

まるたおかめさん「長男が赤ちゃんの頃ですね。1歳にもなっていませんでした。当時大好きな育児ブロガーさんがいて、私も皆さんみたいに楽しく育児の日常を発信したいと思ったことがきっかけです」

Q.創作活動で、今後取り組んでいきたいことを教えてください。

まるたおかめさん「シングルマザーをテーマに、読者さんが明るい気持ちになれるような物を描いてみたいな、と常々思っています。私自身もシングルマザーですし、コメントやDMで『私もシングルです』とメッセージを頂くことも多いので、今後挑戦したいテーマです。後は、面白い物を発信し続けられたらいいなと思っています」

Q.作品について、どのような意見が寄せられていますか。

まるたおかめさん「皆さんから、本当にたくさんの『自分のいたわり方』を教えていただきましたが、『私はアイドルの推し活をする』という人が多かったです。他には、『香りで癒やされています』という人や、『美容室やマッサージに行く』という人もいらっしゃいました。皆さん自分が好きなことをして、癒やされているんだなと感じましたね。また、『空を見る』という人もいて、ロマンチックですてきだなと思いました。夕焼けの空も良いし、この季節の夜空は特に星がきれいだし…。私も空を見上げることが増えました」

(オトナンサー編集部)

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