どこを見ても銀河だらけ! 満月サイズの空に詰まった26万の銀河と京個の星【今日の宇宙画像】

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【SAPOD】今日の「宇宙画像」です。soraeが過去に紹介した特徴的な画像や、各国の宇宙機関が公開した魅力的な画像、宇宙天文ファンや専門家からお寄せいただいた画像を紹介しています。(文末に元記事へのリンクがあります)

(引用元:sorae 宇宙へのポータルサイト)

こちらの画像は、ハッブル宇宙望遠鏡が南天の「ろ座」方向の、満月1個分ほどの視野を約16年間かけて撮影した7500枚の観測データを合成した「ハッブル・レガシー・フィールド(HLF)」です。総露光時間は250日以上に達します。

※本記事は、2019年にsoraeで紹介したものを再編集しています。

  • Image Credit: NASA, ESA, G. Illingworth and D. Magee (University of California, Santa Cruz), K. Whitaker (University of Connecticut), R. Bouwens (Leiden University), P. Oesch (University of Geneva), and the Hubble Legacy Field team.
  • sorae - 26万の光は全て銀河。133億年の歴史を示す「京」個の星達

わずかな範囲の空に写り込んでいるのは、大小・色とりどりの約26万5000個の銀河。最遠方は 約133億光年先…つまりビッグバンの約5億年後の宇宙を映しています。また、銀河1個につき数千億の恒星が含まれると仮定すると、この1枚に写る恒星総数は「兆」をはるかに超え「京」の桁に達します。

また、HLFには、2012年に公開された「ハッブル・エクストリーム・ディープ・フィールド(XDF)」など、歴代ディープフィールドの領域も含まれています。

なお、ESA/Hubble公式サイトでは、約1GBのTIFFや約110MBのJPEGなど、超高解像度版が公開されています。どこを拡大しても銀河が現れるという”宇宙の奥行きを実感できる1枚”をぜひ体感してください!

ひとことコメント

満月1個分に詰め込まれた、まさに「宇宙の歴史書」ですね。

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