<1分で解説>ノーベル生理学・医学賞に坂口志文氏 業績と略歴は

 2025年のノーベル生理学・医学賞は、大阪大の坂口志文・特任教授と米国の2人の研究者に授与されることになりました。1分で読めて役に立つ「サクッとニュース」、今回は「ノーベル賞と制御性T細胞」を解説します。 【図解】ノーベル賞受賞の研究 「制御性T細胞」の働き Q 坂口志文さんはどんな研究をしたの? A 坂口氏は、免疫細胞の一つである「制御性T細胞」が、自分の体を守るために働くことを発見しました。 Q 制御性T細胞ってなんだっけ。 A 制御性T細胞は、免疫が自分の体を間違って攻撃しないように抑える役割を持つ細胞です。 Q どうしてこの発見が大事だったの? A この発見によって、1型糖尿病などの自己免疫疾患や、がん治療の新しい方法の研究が進みました。 Q 他に受賞する人は誰かな。 A 米システム生物学研究所のメアリー・ブランコウ博士と、米バイオ企業ソノマバイオセラピューティクスのフレッド・ラムズデル博士も受賞します。 Q 坂口さんはどんな経歴なの? A 坂口氏は滋賀県生まれで、京都大医学部を卒業し、アメリカでも研究を行いました。大阪大で教授を務め、多くの賞を受けています。 Q 日本人のノーベル賞受賞は何人目なの? A 日本からのノーベル賞受賞者(米国籍を含む)は、個人では合計29人目です。

毎日新聞
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