MLB=イチロー氏、殿堂博物館に個人コレクション寄贈へ
MLBで活躍し、米国野球殿堂入りを果たしたイチロー氏が、自身の個人コレクション全てをニューヨーク州クーパーズタウンにある野球殿堂博物館に寄贈する見通しであることが明らかになった。米アリゾナ州ピオリアで2024年2月撮影(2025年 ロイター/USA TODAY Sports)
[14日 ロイター] - 米大リーグ(MLB)で活躍し、米国野球殿堂入りを果たしたイチロー氏が、自身の個人コレクション全てをニューヨーク州クーパーズタウンにある野球殿堂博物館に寄贈する見通しであることが明らかになった。
元野球殿堂博物館館長のジェフ・アイドルソン氏がポッドキャストで発表。「彼はハンク・アーロンやトム・シーバーの足跡をたどりたいと考えている。この2人は自身のコレクションをクーパーズタウンに寄贈した。イチローは『私もそのうち3人目になりたい』と話していた」と語った。
イチロー氏は01年にマリナーズで米大リーグ(MLB)デビュー。初年度に打率3割5分の数字を残してア・リーグ新人王、MVP(最優秀選手)に輝くと、いずれも10年連続の200安打、ゴールドグラブ賞獲得、オールスター選出などの活躍を見せ、04年にはシーズン262安打のMLB歴代新記録をマークした。
19年までプレーしてMLB通算3089安打を記録し、生涯打率は3割1分1厘。1月に満票まであと1票という圧倒的な得票率(99.7%)で有資格1年目にして殿堂入りを果たした。
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