ハーランドが脅威のCL50戦52発もマンチェスター・Cドロー…モナコは南野に出番なし、日本戦控えるブラジル代表DFが負傷交代
ハーランドが2ゴール
UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)リーグフェーズは1日に第2節を開催し、マンチェスター・シティはモナコに追いつかれて2-2で終了した。モナコのMF南野拓実はベンチ入りしたが、今季公式戦で初めて出番がなかった。
前半15分にマンチェスター・Cが先制した。DFヨシュコ・グバルディオールが敵陣でボールを持って周りを窺うと、FWアーリング・ハーランドがモナコ守備陣の隙を突くように最終ラインの背後へスプリント。そこへグバルディオールが絶妙な浮き球を通し、ハーランドはジャンピングシュートでゴールネットを揺らした。
対するモナコは前半18分、MFクレパン・ディアタが左サイドからペナルティエリア手前にパスを出すと、MFジョルダン・テゼがトラップから右足一閃。鮮やかなミドルシュートで同点とした。ただ同22分にブラジル代表DFバンデルソンが接触がなかったタイミングで倒れ込み、悔しそうな表情を浮かべながら負傷交代を余儀なくされた。
マンチェスター・Cは前半33分にMFフィル・フォーデンがドリブルから右足を振り抜くも、クロスバーに嫌われた。それでも同44分、DFニコ・オライリーのクロスをハーランドが頭で叩き込んで勝ち越しに成功し、2-1のリードで前半を終了した。
ハーランドは欧州CL50試合目の出場で52得点目。大手データサイト『オプタ』によるとディナモ・ザグレブ、アンデルレヒト、リール、クラブ・ブルージュ、ベシクタシュ、セルティック、ガラタサライ、CSKAモスクワ、パナシナイコスが最初の50試合で記録したチーム得点数を上回ったという。ハーフタイムにはハーランドがザルツブルク時代のチームメイトである南野のもとへ笑顔で駆け寄り、親しげな様子で話す場面も見られた。再び追いかけるモナコは後半14分、MFマグネス・アクリウシェがペナルティエリア右で相手をかわしてシュートを放ったが、GKジャンルイジ・ドンナルンマに阻まれた。一方のマンチェスター・CはMFティジャーニ・ラインデルスのシュートがクロスバーに当たる場面を作るも、追加点には至らない。
すると後半40分、モナコのFKでDFエリック・ダイアーがセットプレーを頭で合わせた際にMFニコ・ゴンザレスの足が顔に直撃。VARの介入を経てモナコにPKが与えられた。同45分、ダイアーがこのPKを決めて同点とし、2-2でタイムアップを迎えた。
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