グアルディオラ監督がクラブW杯批判に反論「彼らがここに来られなかったからだ」「ユルゲンとは何度も何度も喧嘩した」
FIFAクラブワールドカップ(CWC)2025に参加しているマンチェスター・シティ(プレミアリーグ)のジョゼップ・グアルディオラ監督が、選手たちの負傷を恐れた。
FIFAクラブワールドカップ(CWC)2025に参加しているマンチェスター・シティのジョゼップ・グアルディオラ監督が、選手たちの負傷を恐れた。29日、『ESPN』が伝えた。
グアルディオラ監督は「11月、12月、あるいは1月には大惨事になるかもしれない。我々は疲れ果て、ワールドカップで完全に打ちのめされている。分からないが、こんなことは人生で初めてだ」とCWC参加による疲労を認めた。
「選手たちは過去にワールドカップや欧州選手権で代表チームとしてプレーしてきたから、メンタル面でそういうことはよくあることだ。時には精神的に休息が必要なこともあるが、回復すれば復帰できるだろう」
CWC決勝は7月13日に行われ、来シーズンのプレミアリーグは8月15日に開幕。約1ヵ月間と短い準備期間から選手たちのコンディション不調が危惧されている。CWCについては、かつてボルシア・ドルトムントやリヴァプールで、グアルディオラ監督と熱戦を繰り広げたユルゲン・クロップ氏も批判していた。
グアルディオラ監督は、クロップ氏の意見に同意しつつも「いいかい、ユルゲンとは何度も何度も喧嘩したんだ」と持論を述べた。
「彼の気持ちは理解できるし、尊敬もしている。私も彼の主張を擁護するし、理解できる。しかし私たちは監督として、大会を運営しているわけではないんだ。ここに来られたことを誇りに思う。多くのチームが大会に不満を抱いているが、それは彼らがここに来られなかったからだ。そうでなければ、彼らはここにいることを心から楽しんでいたかもしれないだろう」
「もちろん、監督にとって理想的な状況ではない。来シーズンに向けて2ヵ月間準備できたらうれしいだろう?来シーズンに向けてリフレッシュしたいかって?もちろんだ。でも、仕方がない。これまでの努力のおかげで、ここにいる。ここまで来たら、できる限りのことをしよう」
シティは日本時間7月1日の10時からアル・ヒラルと対戦し、準々決勝進出を目指す。