【巨人】首位陥落...本拠地で阪神に3タテ食らう 今季初完封負け、代打増田大が痛恨犠打失敗 わずか1失点も、石川押し出しで決勝点献上

■プロ野球 巨人 0-1 阪神 (6日 東京ドーム) 巨人は阪神に今季初の完封負けで、本拠地・東京ドームで同一カード3連敗。5勝4敗で貯金を1に減らし、阪神に首位の座を明け渡した。東京ドームで阪神に同一カード3連敗は23年8月8日~10日以来2年ぶり。 試合は0-0で迎えた4回表に、3回までパーフェクトに抑えていた石川が急変。2つの四球と内野安打で2死満塁のピンチを招くと、6番・前川に押し出し四球を与え0-1と先制点を許す。打線は相手先発・門別の前に苦戦も、6回に2死一、三塁の好機で代わった工藤の前に甲斐が空振り三振。7回には無死二塁から増田大が代打バント失敗で追いつくことができず。8回は桐敷、9回は岩崎の前に抑えられ6安打完封負けを喫した。 スタメンは相手先発左腕・門別に対し、1番レフトで右の萩尾を起用。甲斐が今季初の5番、サードには中山が入った。 先発の石川は、前回の3月30日・ヤクルト戦(東京ドーム)、移籍後初登板で5回を3安打、2四球、4奪三振でプロ初白星を挙げた。 初回は1番・近本を2球で追い込み投ゴロで1死、2番・中野は2球で左飛、前日2本塁打の佐藤輝は空振り三振に仕留め三者凡退。2回も先頭の4番・森下を遊ゴロ、大山を二ゴロ、前川の三塁線への打球は中山が素早く一塁へ送球し三者凡退。さらに3回も木浪、門別から三振を奪い1巡目をパーフェクトに抑える。 一方の打線は初回1死から試合前まで首位打者のキャベッジが中前安打を放つも、けん制球に誘い出され憤死。吉川は二ゴロに倒れ3人で終了。2回、3回は三者凡退に封じられ両投手の好投が続く。 しかし4回表、石川が萩尾の好守で近本を左飛に抑え1死も、中野に四球を与え初めて走者を背負うと、2死から森下にも四球、大山には内野安打を浴び満塁に。ここで前川を迎えると、押し出し四球を与え0-1と先制点を献上。なおも満塁で木浪だったが、空振り三振に斬り最少失点で切り抜ける。 1点を追う4回の攻撃は、2死から吉川が左前安打を放つも、岡本が空振り三振で得点奪えず。5回裏は先頭の甲斐が中前安打を放つも、ヘルナンデス、中山が連続空振り三振で2死。門脇が四球でつなぎ、一、二塁となるも石川の代打・坂本が左飛に倒れ追いつくことができず。 石川は5回は三者凡退に抑え、5回87球、1安打、3四球、4奪三振、1失点で降板。6回からは2番手でこの日堀田に代わり1軍昇格の中川が2番からの相手打線に対し、2つの三振を奪い三者凡退。 打線は6回裏に、1死からキャベッジの中前安打、2死となるも岡本も中前安打を放ち一、三塁に。ここで甲斐を迎えると、阪神も2番手・工藤がマウンドへ。2ボール、2ストライクと追い込まれてからのフォークに空振り三振を喫し追いつくことができず。 7回裏は3番手・石井から、先頭のヘルナンデスがレフトへ二塁打を放ち、代打・増田大が犠打を試みるも、投手の前に強く転がり三塁封殺。続く門脇は空振り三振も、盗塁を決め坂本を迎えるも遊ゴロに打ち取られる。 7回は3番手・田中瑛が三者凡退、8回は4番手・ケラーが無失点に抑える。 8回裏は4番手・桐敷の前に三者凡退。9回表は大勢がマウンドに上がりクリーンアップを三者凡退に抑える圧巻の投球。 9回裏は守護神・岩崎に対し、4番・岡本からの好打順も追いつくことができずゲームセット。今季初の完封負けを喫した。

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