【DeNA】中日に1点及ばず 借金最多タイ6 広島と同率3位に… 伊勢が9回 ボスラーに決勝弾献上 加藤匠にも被弾 8回オースティンが同点2ランも空砲

■プロ野球　DeNA8ー9中日　（29日　横浜） DeNAは中日に敗れ、借金は今季最多タイの6となり広島と同率3位となった。中日戦の連勝は5で止まった。 試合は3回、ジャクソンが来日初となる1号3ランを放ち先制する。しかし4回、上林に15号ソロを浴びると、6回に2点を追加され同点に追いつかれる。3ー3で迎えた7回、2番手・宮城が細川に勝ち越しの適時打を打たれると、山本、加藤匠にも適時打を許し、3失点。それでも打線が代打・佐野が適時打、オースティンの7号2ランで同点に追いつく。6ー6で迎えた9回、4番手・伊勢がボスラーに決勝の11号2ラン、加藤匠にも1号ソロを浴びた。9回裏は石上がプロ初の1号2ランを放つが、追いつけず試合終了。伊勢が4敗目を喫した。 打線は1番ライト・蝦名、2番センター・桑原、3番レフト・筒香、4番ファースト・オースティン、5番サード・宮﨑、6番キャッチャー・山本、7番セカンド・知野、8番ショート・石上、9番ピッチャー・ジャクソンのスタメンを組んだ。 先発はジャクソン。前回登板の22日・巨人戦では6回途中4失点で負け投手となっている。今季は20試合に先発し、9勝6敗、防御率2.26。 1回裏、相手先発・柳から桑原が四球で出塁。続く筒香がフェンス直撃の二塁打を放つも一塁走者・桑原が本塁タッチアウトで2死。オースティンは空振り三振に倒れ無得点に終わった。 2回裏、1死から山本がフェンス直撃の二塁打を放つ。知野は遊ゴロ、石上が四球で2死一、三塁となると、ジャクソンがバックスクリーン左横に1号3ランを放ち先制した。 3回表、ジャクソンは2死から岡林にこの試合初安打を許すが、田中を投ゴロに打ち取った。 4回表、先頭の上林にライトポール直撃の15号ソロを浴びて1点を返される。続く細川にフェンス直撃の二塁打を打たれるが、後続を抑え最少失点で切り抜けた。 5回表、1死から岡林にフェンス直撃の二塁打を打たれるも、田中をニゴロ、上林を見逃し三振に抑えた。 6回表、先頭の細川、ボスラーに連打を浴びる。チェイビスに四球を与え1死満塁とピンチを招くと、代打・ブライトに右前適時打を打たれ1点差に迫られる。続く代打・辻本の遊ゴロの間に三塁走者の生還を許し、同点に追いつかれた。 7回表、2番手・宮城が登板。1死から上林に右安打、そして蝦名のファンブルの間に二塁に進まれる。続く細川に適時二塁打を打たれ、勝ち越しを許した。さらに山本、加藤匠にも適時打を許し、3点を勝ち越された。 7回裏、相手3番手・清水が登板。先頭の宮﨑が左中間を破る二塁打を放つ。山本はニゴロで1死三塁、代打・佐野は中前適時打で1点を返す。その後は石上が見逃し三振、代打・ビシエドは空振り三振に倒れた。 8回裏、相手4番手・梅野から先頭の蝦名が四球で出塁。桑原、筒香が右飛も、オースティンが2試合連続となる7号2ランを放ち、同点に追いついた。 9回表、4番手・伊勢が登板。先頭の細川に右安打を許すと、続くボスラーにライトスタンドへの11号2ランを浴びる。加藤匠にも1号ソロを打たれ、3点ビハインドとなった。 9回裏、相手5番手・松山が登板。1死から林が左安打を放つと、続く石上がライトスタンドへプロ初の1号2ランを放ち1点差に迫る。しかし後続は抑えられ、ゲームセット。