仕事のパフォーマンスが変わった。花粉症レーザー治療を試したら……私の実感レポート
するりと鼻水が垂れ出したり、突如目の痒みに襲われたりと、現在「THE花粉症」の症状に悩まされています。毎年、春は仕事のパフォーマンスも下がりがち。
とはいえ、箱型のティッシュを常に持ち歩き、大量の鼻水と格闘するほどひどかった昔よりはだいぶマシになりました。
というのも、耳鼻科ですすめられて受けた「レーザー治療」で症状が改善した過去があり、その後もこれだけ快適ならやってよかったなと感じています。
※ 筆者には効果がありましたが、専門医の診断の上で行う治療なので、あくまでも個人の実体験レポートとして書かせてください。
あなたの花粉症レベルは?
毎年多くの人が頭を悩ませる花粉症ですが、その症状の具合は人それぞれ。
今の筆者のように、たまに鼻水が垂れたり、たまに目が痒かったり程度のケースもあれば、鼻水やくしゃみがとまらず、掻きすぎて目が充血し、しまいには睡眠不足や体のだるさにつながっているケースもあるでしょう。
ちなみに、筆者はもともと後者であり、薬の服用はもちろん、マスク、メガネ(花粉用ではないが)を使い、手洗い、帰宅時に服を叩くなどのできる限りの対応をしても症状がひどかったのです。
そんなときに、かかりつけの耳鼻科で提案されたのが「レーザー治療」。このあと、提案をしてくれた先生を本当に憎み、本当に感謝することとなります。
レーザー治療ってどうなの?
そもそもレーザー治療とは、鼻の粘膜にレーザーを照射して、表面を焼いて変性させることで、アレルギー反応を起こしにくくする治療法です。
「レーザーで鼻の粘膜を焼く」と聞くと、大掛かりな治療のように感じますが、意外とそんなこともなく、1日でサクッと終わります。
私が当時体験した施術の流れは、まず麻酔を染み込ませた脱脂綿を鼻の両穴に詰め込み、待合室で数十分待ちます。鼻周辺の感覚がなくなったところで、鼻の奥に機器を突っ込んであとはレーザーを照射するだけ。
ただ、これがめちゃくちゃ痛い! びっくりするぐらい痛い!
事前の説明で「そんなに痛くないよ〜」と聞いていたけど、これでは話が違うじゃないかと。肉が焦げるような香りが漂うなか、体は硬直し、自然と涙が溢れつつもじっと我慢しました。
そしてやっと終わった……と胸を撫で下ろしていたところ、「そしたら反対側いきますね〜」と一言。逆の鼻の穴が残っているので、もう一度同じ苦しみを経て、施術は終了しました。
ちなみに、筆者の弟はほとんど痛みがなかったらしく、麻酔の効きやすさや体質などにもよるのかもしれません。
治療の結果は……
過去の治療であるため、施術後の経過についての記憶はないのですが、安定したあとはかなり快適になりました。
あれほどひどかった鼻水がすっと収まり、元々もっていた鼻炎による鼻詰まりもかなり解消されました。
持ち運ぶのも「箱ティッシュ」から「ポケットティッシュ」に代わり、個人的に今までで“一番やってよかった治療”だと思っています。
その後も1年間と少し効果が持続し、その後また花粉症の症状っぽいのが出てきたな……と感じたので、再度レーザー治療を行いました。もちろんその時も痛かったですよ。
ただ、2回目の治療を受けたあとはさらに効果が感じられ、そこから10年以上は花粉症に悩まされることがなくなったのです。これはたまたまかもしれませんが。
最近になってまた花粉症の症状が現れはじめたのですが、それでも過去のひどい状態のときよりは圧倒的にマシといったところです。
もちろん、治療以外にも体質の変化などが原因の可能性もありますが、個人的には「レーザー治療」のおかげで、生活がラクになったと感じています。
今まさに花粉症に悩んでいる……という人は専門医にご相談を。すごく痛いかもしれませんけどね!