【広島】2連敗で止め貯金4!モンテロがV打 岡本が5回満塁の危機を火消し 森浦は7回ヒヤリも無失点 8回 栗林、9回 ハーンで締める
■プロ野球 広島3ー2ヤクルト (20日 マツダスタジアム) 広島はヤクルトに競り勝ち、2連敗で止め22勝18敗1分の貯金4とし首位・阪神とは1.5ゲーム差のまま。初回にファビアンの5号ソロ、2回に矢野の適時打で加点も先発・森が北村拓に適時打などで同点とされる。森は5回、3四死球で2死満塁のピンチを招くも代った岡本がオスナを抑える。6回にモンテロの適時二塁打で勝ち越すと7回を森浦、8回を栗林、9回をハーンが無失点で切り抜けた。プロ初出場でスタメン・佐々木は3打数無安打も2度の守備機会を無難にこなした。 先発・森は今季7度目の登板、試合前まで3勝1敗、防御率2.91。前回の13日・巨人戦(マツダ)は5回途中8安打2失点で勝ち負けつかず。ヤクルト戦は今季と昨季は登板がなく23年は4試合に先発し1勝2敗、防御率6.52だった。 森は1回1死から北村拓に右安打、サンタナの三ゴロで2死二塁も茂木を空振り三振に取る。 スタメンは佐々木が登録即7番サード、秋山が1番、小園が2番セカンド、クリーンナップは不動でファビアン、末包、坂倉で組んだ。 ヤクルトの先発・ランバートに1回2死からファビアンがレフトスタンドへ5号ソロを放り込み先制。 2回の攻撃で先頭・モンテロがレフト線にツーベース、佐々木は大きな右飛で1死三塁とすると矢野がライトへタイムリーを飛ばし、2ー0とした。 森は2回、オスナを二飛、増田と山田を連続空振り三振に取る。だが3回、中村悠に四球、ランバートの犠打、岩田に右安打で1死一・三塁とすると北村拓にライトへタイムリーを運ばれ、なお1死一・三塁からサンタナの遊ゴロ間で、2ー2の同点に追いつかれる。 森は4回、先頭・オスナに中安打、増田を空振り三振、山田の二塁への打球が内安打となり一・二塁も中村悠を三ゴロ併殺打に仕留める。4回の攻撃はモンテロは遊ゴロ、佐々木も遊ゴロ、矢野は見逃し三振と初めて三者凡退。 森は5回2死から北村拓とサンタナに連続四球、茂木に死球で2死満塁として降板。代った岡本がオスナを二ゴロに打ち取り無失点で切り抜けた。5回の攻撃は代打・中村奨が遊ゴロ、秋山は二ゴロ、小園は右飛と3人で終わる。 6回、3番手・中﨑が代打・西川、山田、中村悠を3人で退けた。6回の攻撃は1死から末包が中安打、坂倉が四球で一・二塁とするとモンテロがレフトへタイムリーツーベースを飛ばし、3ー2と勝ち越す。佐々木は空振り三振、矢野は二直で加点できず。 7回、4番手・森浦が1死から岩田に中安打、北村拓に死球、自身の暴投で1死二・三塁とするもサンタナを二飛、茂木を空振り三振に取り無失点で凌ぐ。 8回、5番手・栗林がオスナを二飛、西川を二ゴロ、山田も二ゴロに打ち取った。9回、6番手・ハーンが代打・伊藤を空振り三振、代打・赤羽を二ゴロ、岩田を遊ゴロ抑え今季2セーブ目。