アジア杯王者カタール、W杯ストレートインの可能性消滅…北朝鮮は90+8分劇的被弾で予選敗退決定

予選敗退が決まった北朝鮮代表

 北中米ワールドカップアジア最終予選は25日、A組第8節を行い、アジアカップ王者のカタール代表はキルギス代表に1-3で敗れた。他会場では首位のイラン代表と2位のウズベキスタン代表が引き分け、互いに勝ち点1を獲得。この結果に伴い、カタールはW杯本大会ストレートインの2位以内に入る可能性が消滅した。  アジア最終予選は各組2位までがW杯本大会にストレートイン。各組3位、4位はプレーオフに回る。もう1会場ではUAE代表が後半アディショナルタイム8分の劇的な決勝ゴールにより、北朝鮮代表を2-1で撃破。この結果、北朝鮮は5位以下が確定し、2002年大会以来となるW杯出場の可能性が消滅した。  ここまで6勝2分で勝ち点20のイランは2試合を残してW杯出場権を獲得。ウズベキスタンは5勝2分1敗の同17で2位につけ、史上初のW杯出場に王手をかけた。3位のUAEは4勝1分3敗の勝ち点13で逆転の可能性を残しており、次節はUAE対ウズベキスタンの直接対決。ウズベキスタンが引き分け以上でW杯出場が決まり、UAEはホームで勝利が必要な大一番となる。

【順位表】

1.☆イラン(20)+9 2.ウズベキスタン(17)+4 3.UAE(13)+7 4.カタール(10)-5 5.キルギス(6)-6 6.北朝鮮(2)-9

第8節

3月25日(火) キルギス 3-1 カタール [ビシュケク]

イラン 2-2 ウズベキスタン [テヘラン]

北朝鮮 1-2 UAE [リヤド]

第9節

6月5日(木) カタール vs イラン UAE vs ウズベキスタン 北朝鮮 vs キルギス

第10節

6月10日(火) イラン vs 北朝鮮 ウズベキスタン vs カタール キルギス vs UAE●北中米W杯アジア最終予選特集

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